歯科技工士=長時間労働
そんなイメージがあります。
たしかにそうです。そこから逃れるためにアメリカに来ようとしている人も多くいます。
でも、アメリカも似たようなものかもしれません。
アメリカの場合は法律でサービス残業は禁止されています。
だからといってない訳ではありません(後述)。
技工士に限らず、他の職業、例えば郵便局員でも多くの人は時給で働きます。
アルバイトの話ではありません。正社員も時給で働きます。
タイムカードを押して仕事をします。
残業すればそれに応じて加算されていきます。
そうなると問題も出てきます。新人技工士です。
法律で最低賃金が定められていますが、ほとんどの新人技工士はそれを上回る生産ができません。
日本人の労働者的な感覚で言えば、「新人教育は会社がやって当たり前。効率のよい仕事を集められないのは経営者が無能だから、新人でも賃金を受け取る権利がある。」ということになります。
アメリカの会社なら働いてくれた分、きちんと払います。でも、もっともっとドライです。賃金を払う契約をした時点で、プロとみなすので、新人教育はほとんどありません。お金払って雇ったのだからできて当たり前。給料以上の仕事ができなかったら即クビです。
実際、クビとかリストラとかは日常茶飯事です。クビになった同僚なんて珍しくもありません。
では、アメリカの新人技工士はどうするのでしょうか?
ものすごい苦労します。
仕事が見つかりません。
日本のように学校卒業してすぐに条件さえ考慮しなければ仕事があるなんていう状況にはありません。
運良く仕事が見つかったら、必死です。当たり前ですが、いつクビになるか分からないので、一生懸命働きます。とはいえ、そこはアメリカ的で時間が来たら帰るし、新人なので単純作業しかできません。そのため、雑用の多い会社で働くことが一般的です。
ここで本人が頑張り、技術を身につけていけば、将来、難しいことや難易度の高いラボに転職ということもありえます。
ある程度上手くなると、時給から出来高払いへ切り替える会社もあります。こうなると残業は関係なくなります。長く働いて稼ぎたい人はロボットのように次から次へと技工物を作成します。8時間以上働いても残業が付く労働契約ではないので、12時間働いても作った分に対しての給料しかもらえません。
逆に家事などで短時間しか働けない人は、3時間だけ働いて帰るという人も出てきます。
いずれにしても、このレベルになると、技工士も自分のペースで仕事をするので気楽です。
あるいは管理職になる人もいます。品質管理など直接生産にかかわらない仕事も担当することになることもあり、時給制から固定給になります。法的に残業手当を支給する必要がなくなります。8時間労働で帰れる人は少なくなります。
早く終われる、残業代が出るという意味では時給制が良いようにも感じますが、仕事が少ない時は「明日休んでください」の一言で仕事がなくなり、その分の給料が出なくなります。
景気が悪いので2週間仕事がない、3週間仕事がないという歯科技工士もいます。
そうなると、仕事のあるときに長時間労働をして働きたいという技工士も出てきます。
サービス残業はよくないことです。しかし、日本の場合は、そうすることで未熟な技工士を守っているという側面もあります。アメリカなら、とっくにクビです。
両者の初任給を比べると、アメリカの給料のほうが安いのが一般的です。
アメリカには会社で人を育てるという考えが少なく、生産マシーンのように思っているフシがあるのが問題です。
日本はサービス残業があることが問題です。
どっちがいいのか。
日本人は農耕民族なので、安定や安心を求める傾向にあります。そういう意味では、無能な技工士を上手い技工士が養うという不公平な構造のほうが向いているのかもしれません。
2012-05-18 03:20:54|
技工所
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忙しい現代社会では、じっくりと人と付き合うということができません。学生ならともかく社会人になれば、そんな悠長なことは言っていられません。
特にデンタルショーや仕事上などで知り合った人というのは、ほぼ第一印象で決まってしまうといっても過言ではありません。
時々ある質問なのですが、面接における服装のことです。
例を挙げるなら、「普段着でいいか」「ピアスしていてもいいか(男性)」「髪を染めていてもいいか」などです。
正直、何でこんな質問が出るかが分かりません。
心配ならスーツを着て、ピアス外して、髪の毛を黒くして行けば良いと思います。
個人的な本音を言えば、普段着でもピアスでも金髪でも好きな格好をしたければすればいいと思います。
ただ、大使館の面接にせよ、就職の面接にせよ、全員を合格にはしないはずです。
必ず誰かを落とします。そのときに落とす理由がある人程、落ちやすいことは事実です。
面接には面接のスタイルというものがあり、状況に応じた身なりをするのがマナーです。
マナーを無視して、自己を貫くことが自分にとってなにか有利になるのならともかく、不利になる可能性があるのなら、そういうことはやらないことです。
ファッションモデルとして生きているのならともかく、技工士として就職の面接や大使館の面接に臨むときにTPOをわきまえない格好というのは社会人として失格とみなされます。
私は大卒の人が偉いとは思っていません。しかし、大卒で就職活動をした人はこの程度のことは十二分にわきまえています。面接の達人というマニュアル本で挨拶の基礎を勉強し、会社訪問のマナーやエチケット、お礼状、詫び状など、社会人なら誰でもやる普通のことを学びます。
大学で教えてくれるわけではありません。必要だから自分で勉強します。
こうした一般常識ができることが当然であり、その中での競争となります。
となると、普段着でもいいか?なんていう質問そのものが意味不明です。
でもなんでわざわざ自分を不利にするのかが分かりません。
面接という短い時間で判断される場に立つときは、考えられる不安事項は一つでも少なくすることが基本となります。
2012-05-15 01:38:11|
海外で働く
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過去にも似たようなタイトルで書いたことがあり、今回もその焼き直しのようなものです。
と言ってしまうと身も蓋もないのですが、少しでも英語を話せるようになりたいと思っている人のきっかけぐらいになればと思います。
どうすれば英語が話せるようになるか?
一番良いのは語学学校に行くことです。そしてそれを長く続けることです。
語学学校の思う壺と思うかもしれませんが、費用と時間をかけるほど、人というのは元来、セコイ生き物なので「モトを取ろう」と頑張ります。
それだけでもお金を払う意味があります。
中学校や高校のときに使った英語の教科書でも十分勉強できますし、必要な表現や単語が入っているので非常にいい教材です。でも、普通の人は無料では身につきません。
書店に行けば、CDやDVD付きの良い教材もたくさんあります。これもやれば身につきますが、多くの人は最初の方のページをやるだけで、あとは何となく放置されます。購入して本棚に飾っておくことで何となく満足してしまいます。
勉強しない表向きの理由は「レベルが低い」「高い」「面白くない」「難しい」「分かりにくい」「時間がない」ということですが、本当の理由は「面倒くさい」につきます。千円ぐらいで買った本なら、そんなものです。
でも語学学校になると違います。大手語学学校なら年間契約なのでローンもしくは一括で最低20万円ぐらいを支払います。
この金額を払うかどうかで本気度合いが分かります。
20万円払って、自宅でモトを取ろうと勉強すれば、1年後は見違えるほどの英語力がつきます。これは間違いありません。高校時代の教科書やDVD付きの書籍も積極的に勉強するようになります。
やっぱりお金が無い。
というのであれば、情熱さえあれば無料でも英語力はつきます。
図書館に行けば、本もDVDもいっぱいあり無料で貸してもらえます。
布教活動するつもりはないのですが(そもそも私はキリスト教徒でもなければ信心深い方でもない)、教会によっては牧師さんが外国人というところもあり、無料で英会話教室を開いているところもあります。そういうのを利用するのも方法です。
無料の所を一生懸命探すのも面倒な事なので、誰かに教えてもらうよりも自分で探したり考えだしたほうが身に付く可能性が高くなります。
2012-05-10 04:49:21|
英語学習法
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日本在住。
アメリカに住んでみたい。
さて何をしよう。
と思い悩む方も多いと思います。
ここで私が「歯科技工がいい」と宣言すれば、「やっぱり!」ということになり話は簡単なのですが、残念ながら、歯科技工士も悪くはないけど、特に有利ではありません。それが現在の状況です。
歯科技工以外の仕事についてたまには話してみようかと思います。
大雑把に言って、アメリカで仕事をする方法は2種類あります。
「駐在」と「現地採用」です。
駐在とは日本企業に日本で採用になり、転勤でアメリカにやってくることです。会社の都合により転勤させられたり、日本に戻らされたりするので、自由に「アメリカに住む」なんてことは決められませんが、渡航費用はもちろん赴任手当なども充実しており、経済的に豊かであることが一般的です。ビザなんかはすぐ取れます。
駐在員になるためには、大手商社や大手メーカーに幹部候補生として採用される必要があり、アメリカに来る人はその中でも出世コースに乗った人です。そうなるためには、学閥のある大学を卒業することが大切です。東京大学、一橋大学などが圧倒的に有利です。
現地採用はその名の通り、アメリカにある会社に就職することです。
自分の都合でアメリカの会社に就職するので、渡航費用も海外勤務手当も出ません。
労働許可の問題もあるので、単純作業では許可が下りません。特殊な仕事である必要があります。
どんな仕事がいいのか?
難しい問題です。景気の動向によって大きく異なります。2000年頃、アメリカはIT関連企業の成長がめざましく、絶対的にプログラマーが不足していました。当時であれば、プログラマーであれば仕事もビザも比較的容易に手に入ったと思います。
歯科技工士も911のテロ前であれば、有利でしたが今日では非常に難しいです。
アメリカも景気が悪いので、どんな仕事でもビザは取りにくい状況にあります。
そのため、「これだったら絶対に取れる」というものはほとんどありません。
特に専門学校の学歴で海外就職できる仕事は非常に少なくなってきています。
日本語教師というのは海外では需要の高い職業ですがアメリカでは働き口が少ないです。アジア諸国なら、日本人観光客を相手に仕事をすることが「おいしい仕事」ということになりますが、アメリカではそれほど美味しい仕事ではないのでアメリカ人が日本語を学びたいとはあまり思いません。
学ぶ場としては大学が中心になるので、日本語教師は大学の先生にならなければならず、自分の研究分野を持つ必要が出てきます。つまり、大学院卒というのが一般的です。
景気が悪いこともあり、職を見つけることは難しい状況にあります。
もちろん、大手企業も同じように業績悪化のところが多いので、駐在員の数も大きく減っています。そのため、駐在員になれるチャンスも減っています。
そんな中、就職先を探すのは難しいのも事実ですが、現実にアメリカに働きに来ている日本人はたくさんおります。できるだけ優秀で仕事が出来る人が有利ということはいつの時代も普遍的なことであると言えます。
2012-05-08 10:43:14|
進路相談
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長時間労働とよく言われる歯科技工士。人間らしい生活をとかよく言われます。
サービス残業はよくないし、毎日深夜12時過ぎても仕事しているのは問題です。
ですが、一方でそういう仕事が特殊かといえばそうでもなかったりします。
日本の会社というのは、どこも夜中まで仕事をしています。
定時が来たらすぐに帰るというイメージのある公務員や銀行員でも部署によっては連日深夜まで働いています。残業代もつきません。
だからといって、歯科技工士が深夜まで働くのは仕方がないとか、当然とか言うつもりもありません。
問題は、どういうふうになるのが自分にとって幸せかということだと思います。
歯科技工という仕事は、面白い仕事だと思います。毎日何かを作っています。他の人から見れば同じような歯を作っていても、実際に作業をすれば、ケースによって形も違えば色も違います。そのなかで、どうすればもっとも自然に見え、しかも口腔内で機能するかというのを考えながら作成してくのは、その行為そのものが楽しいものです。
人によっては、どんどん上手くなりたいと考え、夜中まで仕事をするのが苦ではない人もいます。
一方で、技工という仕事はそれほど好きではなく、仕事として割りきってやっている人もいます。
この人が悪いわけではありません。仕事なのでそういう人もいます。
社長を含め、上層部が仕事好きな集団で、そこに後者のような人が入ると不満は大きくなります。
当たり前ですが、考え方が根本的に違うので軋轢が生まれます。
どちらが正しいとか間違えているとかいうわけではありません。
一番の問題は、自分がどうなれば幸せな技工士になれるかというイメージを持っていないことです。
学生の方や新人技工士に話を聞くとよく分かります。
真面目な側面としては「早く上手くなりたい」「一生懸命技術を盗みたい」「インプラントなど新しいことや難しいことに挑戦したい」「何でもできるようになりたいので、分業制の所では働きたくない」などです。
これを間に受けて、技工所が採用すれば、温度差があることに気がつきます。
「上手くなりたい」という割には早く帰りたがっている。
「新しい技術に挑戦したい」という割には、残って勉強もしない。当たり前ですが、いきなりインプラントの臨床ケースを新人に渡すようなラボは存在しないし、普通の仕事が十分にできないのに営業時間中にスタッフが自分の抱えている仕事を止めてまで、新人に教えたりはしないです。
分業制ではないラボは単純作業の繰り返しではありません。そのため技術が身に付くまでの時間が長くなります。当然、給料にも反映するので所得は上がらない。
ということになります。
早く帰るのが目的ならば、新しいことは勉強しない。分業制のラボでできるだけ単純な部署で働く。などすれば良いと思います。
「上手くなりたい」でも「長く働くのはイヤ」というのであれば、トレーニングセンターや専攻科に行くのが一番良いと思います。学校に行けば、お金を払ったお客様なので、上手くなるための技術を丁寧に教えてくれます。
会社は学校じゃないので、上手くなりたい人は残って自分で勉強するしかないし、場所を提供してくれるだけでもありがたいと思うしかありません。
給料もらって、技術を学んで、早く帰るという選択肢はありません。
まず、自分がどういう技工士になりたいのかということをしっかりと見つめることが幸せな歯科技工士になるためには大切だと言えます。
2012-05-04 02:15:24|
進路相談
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ブログを書いていてこんなことを言うのは何ですが、活字のマジックというのはあります。
つまり、活字になっていれば、大したことじゃなくても尤もらしく感じてしまいます。
それもこういうモニターに映し出される文字よりも、紙の上に印刷されていてキレイなパンフレットになっていたらより一層、何だかすごいことになりそうな気がします。
今回は語学留学についてです。
語学留学が無意味ではありません。参加すれば、少なくとも日本にいる時よりかは何か学ぶことがあります。
ただし、2週間程度の語学留学で英語がペラペラになったりすることはありません。
「海外旅行+α」ぐらいと思ったほうが無難です。
もちろん、パンフレットにそんな本音は書いていませんし、逆に「これに参加したら誰でも英語が話せるようになります」などという嘘も書いていません。行われるイベントを淡々と書いているだけです。
なので、別に語学留学斡旋業者が悪いわけではありません。
何一つ嘘は付いていないことがほとんどです。
大半は申込者の勝手な妄想によるものだったりします。
語学留学を成功させるためにはどうすればいいでしょうか?
答えはものすごく簡単です。
日本にいるときに勉強することです。
一つの事実として、TOEICのスコアーが高い人が語学留学に参加するほど教育効果は絶大で、そのまま現地で就職まで決めてくる人が多くなります。
「そんな頭の良い人の話は自分には当てはまらない」と考えるなら、英語がペラペラになる可能性は留学しても低いです。
自分の言いたいことを下手でもきちんと表現できるようになるためには、ある程度の単語数というのは覚えなければなりません。記憶力が良いとか悪いとかは関係ありません。
努力したかどうかだけの差です。
語学留学しても急に単語が覚えられるようになったりはしません。
もちろん、状況に多じて「こういう言い方をしたら通じやすい」というテクニックのようなものは簡単に身につきますが、英語で自分の言いたいことが言えることとは全く違います。
ということで、海外留学を考えているなら、まずはTOEICでもTOEFLでもスコアーを伸ばすことが先決です。英語が話せなくても高スコアーを出せる人は、わずか2週間の語学留学でも飛躍的にその能力を伸ばすことができます。
残念ながら英語の苦手な人が短期間の語学留学に参加しても得るものは少ないと思います。
2012-05-02 07:37:44|
進路相談
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アメリカで働くためには大雑把に言うと移民局から労働許可を得なければなりません。
ややこしい書類をたくさん提出する必要がありますし、出せば誰でも通るものでもありません。
少しでも有利に許可を得るために「いかに素晴らしい人間か」ということをアピールする必要があります。
熱意だけではどうにもならないので、客観的なアピール(学歴や職歴)が必要となり、文章力や提出する書類の作成方法にもテクニックがあるようです。
もちろん、すべて英語です。
普通の日本人はできないですし、アメリカ人でもきちんとした教育やノウハウがないとできません。
で、どうするかというと事務処理のプロである弁護士を利用します。
弁護士費用というのが発生するので、アメリカで働くためには費用というものが必ず必要となります。
弁護士費用というのは安くはないです。
費用は弁護士事務所によってまちまちですが、例えば永住権の申請で5000ドルから10000ドルはすると思います。大雑把に言って100万円コースです。
高いといえば高いのですが、それでも取れる人は恵まれています。
学歴や職歴がない人は永住権の申請すらできませんし、スポンサーをしてくれるという会社が見つからなければ、高学歴でも申請ができません。
料金を払って申請してもすぐに取れるというものでもなく、永住権が欲しいと待っている人もたくさんいるので、長い人なら10年近く待っていることもあります。学歴と職歴があれば時間が短縮することもあります。
ビザにいたってはさらに厄介です。永住権は一度取得すれば、基本的には10年ごとにちょっとした書類を提出するだけでいいのですが、ビザは短い場合で1年で失効し、同じビザは二度と取れないという場合がほとんどです。つまり、長く滞在したいのなら、何らかの正当な理由を見つけて違うビザに切り替えていきます。もちろん、それにはやっぱり弁護士の力が必要となり、切り替えごとに費用がかかります。
こちらの場合は、永住権よりも落とされる確率も上がるので、多額の弁護士費用を払ってもビザがもらえるという保証はなく、ビザに落ちても弁護士費用は返ってきません。弁護士費用はあくまでも書類作成料なのでビザが取れるかどうかは関係がありません。成功報酬というのは聞いたことがありません。
また永住権と同じで弁護士費用が発生しても、ビザ切り替えの正当な理由が見つかり滞在できる人はチャンスが続くので良いのですが、経験不足などの理由で志半ばで帰国する人も大勢います。
アメリカに住み続けるというのは費用がかかり続け、学歴と職歴が要求されます。
2012-04-28 08:18:53|
ビザ関連
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こういう言い方をすると反感を買うのは承知のうえなのですが、私は有名大学を卒業している人は無条件で高評価しています。
それは、学生の頃から目標に向かって努力をするという習慣があるからです。
勉強のできない人ほど「頭のいいやつは違う」などと言いがちなのですが、有名大学を入学、卒業するのに頭の善し悪しはあまり関係ありませんし、まして勉強が好きなんていうこともありません。
医者になりたい、弁護士になりたい、研究者になりたい、など目標があり、それを達成するための手段として大学があります。
弁護士になりたい人が数学や理科が好きとは思えませんが、そんな個人的な好き嫌いはどうでもいいことで、事実、大学に入るために試験があるので、勉強します。
頭が良いとか悪いとか、好きとか嫌いとかは関係ありません。
やらなければいけないことをやるだけなのです。
これはスポーツも同じだと思います。一流の野球選手も基礎体力作りが好きとは到底思えません。必要だからトレーニングをしているのだと思います。誰だってスクワットを黙々とやるよりもゲームをしている方が楽しいに決まっています。
何が言いたいかというと、「今の仕事が面白くないのですがどうしたらいいでしょうか?」とか「もう少し面白い仕事や責任のある仕事をやらせてもらえたら、もっと頑張れると思います」とかいう人の大半は、人生において頑張ってきていない人だということが言えます。
20歳代の歯科技工士の離職率が70%とも80%とも言われていますが、大半の理由はここに行き着きます。本当に物づくりが好きで歯が好きで医療が好きで技工士になった人は別ですが、大半の人が、大して勉強もしてこず、なれるものの中から、格好良さそうなものとして歯科技工を選んでいたりします。
勝手な幻想と現実との違いに落胆し、辞めていくというのは、因果応報というものです。
専門学校卒でなれる職業として、歯科技工という仕事は給料もそれほど悪くはないし、気楽な仕事です。国家試験もほぼ100%合格でき、学校さえ行けば誰でも取れる簡単な資格です。
それだけ楽なんだから、大卒の一般サラリーマンや歯科医師に比べて給料が安いと主張するのはすじ違いというものです。
だからといって、歯科技工士が裕福になれない職業でもありません。努力して、上手くなって高収入を得ている歯科技工士もたくさんいます。普通の技工士から見たら「上手いなあ」と感心するようなことをあっさりやってのける素晴らしい技工士もたくさんおり、本人は本気で「こんな簡単なことでこれだけの技工料金はもらい過ぎかなあ」ぐらいのことを思っていたりします。そういう人は、心底「技工はおいしい仕事」と思っていたりします。
上手くさえなれば、転職や開業が容易にでき、海外生活のチャンスもある。こんないい仕事はないのではないかと思います。
歯科技工士として成功するためには、「好き」とか「嫌い」とか関係なく、やらなければいけない目の前の仕事を一所懸命することが大切です。
2012-04-26 02:45:58|
進路相談
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先日、カナダで働く歯科技工士の方のインタビューをたまたま動画サイトで見ていました。
目からウロコというか、「へー、そうなんだ」と思うことがありました。
こういう言い方をするとカナダ人に怒られるのですが、私のみならず、平均的なアメリカ人もおそらく「カナダはアメリカと似たようなもの」と思い込んでいるのではないかと思います。
そのため、インタビューは興味深いものでした。
勝手にリンク貼るのは、失礼かと思いましたので、興味のある方はそれっぽいキーワードで検索してみてください。
ともかく、そのなかでアメリカと違うんだと思ったことを取り上げてみました。
まず、カナダにおける日本人歯科技工士の給料が高いということです。
アメリカはハッキリ言って安いです。
カナダの平均的な給与が幾らかを提示していなかったので、高いとか安いとかは主観の問題となってしまいますが、でも「高い」と言い切っていたのは羨ましい限りです。
だからといって、このブログを鵜呑みにして「そうか、カナダか」と思い、カナダで就職活動して給料が安かったとしても、私には文句を言わないでください。ご自身で裏を取って下さい。
「カナダの歯科医師と技工士との分担がはっきりしていて、個人プレーになりがちで、出来上がるものがちぐはぐなことがある。日本のほうがチームワークができていると感じる」
私はアメリカの方が日本よりもチームワークが良いように感じています。歯科医師からの一方的な指示だけではなく、相談も受けるし、提案もします。どっちが偉いとか頼りないとか言うのではなく、お互いにとって一番大切な患者さんのために何ができるかということを考えているような位置で仕事をしているように感じます。
もちろん、ケースバイケースですが。
日本にいると「海外の技工所」ということで全てを一括にして考えがちです。私もアメリカにいて勝手に「アメリカもカナダも似たようなもの」と思い込んでいたので偉そうなことは言えないのですが、違う国は違うルールがあり、習慣も違うのだなあと改めて感じました。
2012-04-25 02:58:13|
技工所
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旅行で海外に行くと理屈抜きで「いいなあ」と思うことはあります。
日本のようにセカセカしていないし、のんびりとしています。
特に太陽がサンサンと照るような国に行けば、なおのことそう思います。
でも、住んでみるとやっぱりいろいろな問題があり、旅行で行った時「いいなあ」と思ったことが、「なんでー!!!!」と言いたくなることもあります。
大半の日本人からロサンゼルスというところを見れば、のんびりしていると感じると思います。
でも裏を返せば、時間通りにことが進まないということでもあります。
注文した歯科材料が期日までに届かないととにかく焦ります。
こちらものんびりモードで歯科医師に「材料届かないから納品はまだ分からない」と言えればいいですが、怒られて仕事が来なくなるでしょう。
客商売なので、少しでも時間があれば頑張って期日までの納品を目指します。
日本人的な感覚は抜けないので、焦ってしまいます。
一方、アメリカに住んでいて、日本に帰るとやっぱり楽しいなと思います。
東京なんか行くと人がいっぱいいて、スーツ着た人がいっぱい歩いています。そういうのを見ると、「活気あるなあ!」と感心し、エキサイティングな気持ちになります。
何時になっても人がいっぱいいて、塾通いの子供が夜遅くにコンビニにいたり、自転車で帰宅していたりするのを見ると、単純に「平和。良い国」と思ってしまいます。
もっとも自分が当事者だったときは、「いつまで勉強しないといけないんだろう」とか、「取引先に早く行かないといけない」とか時間に追われていましたが、旅行で来ると印象が全く異なります。
そのため、歯科技工士の方がアメリカのラボを見学して、「のんびりしていていいなあ」と感じるのはもっともなことですが、実際に働き始めたら、全然のんびりしていなかったりすることはよくあります。
その原因の一つは、遊びに来たということと仕事に来たということとの立場の違いだけのように思います。
2012-04-20 00:45:47|
海外旅行・生活
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