「麻生太郎首相は25日、横浜市内で開催された日本青年会議所(JC)主催の会合であいさつし、『元気な高齢者をいかに使うか。この人たちは皆さんと違って、働くことしか才能がないと思ってください。働くことに、絶対の能力がある。80歳過ぎて遊びを覚えても遅い。働ける才能をもっと使い、その人たちが働けば、その人たちは納税者になる』と述べた。」(7月25日11時39分配信 毎日新聞
<麻生首相>高齢者「働くことしか才能がない」…会合で発言)
この麻生さんの発言をどう解釈すればいいんだろう?まるで、人間を人間扱いしていないと思うけど。
麻生さんのおじいさんの時代は、「一部の貴族 VS 国民一般労働力」みたいなのがまかり通っていたとしても、今、ここまで選民意識をまるだしにされるともう時代錯誤を超えて日本の本質がまるでかわっていないことの証拠のような気がする。
(この国に私も日本国籍だから愛国心を持てといわれても困る。日本人すべてが麻生さんみたいじゃないとは思うけど、このような人を野放しにしてきた、つまり一部の人を特別扱いして選民意識を強化するような雰囲気をつくってきたその他大勢にも責任はあると思う)
そのくせ、国際会議とかではへらへらしているから、コンプレックスも強いのかもしれないけど。つまり、自分の能力が回りよりおとるんじゃないかという状況になると途端に態度がひっくりかえる一番みにくいパターンだ。
実は、今、アメリカでもオバマ大統領のスピーチ(52分40秒あたり)が大問題になっている。("
Listen: Hear President Obama's News Conference And NPR Analysis")
これは、ハーバード大学の黒人のゲーツ教授が、カギを無くして自分の家にドアをこじ開けて入ったところ、泥棒と間違えられてケンブリッジ警察に逮捕されたというもの。アメリカでは、警察が黒人・メキシコ系とみると犯罪者と決めつけて安易に逮捕してしまうことが多いので問題になっている。("
Obama Tries To Defuse Gates Controversy")
キリスト教の allegory (寓話)だと思うけど、自分に好意を持つものを愛するのは簡単だけど、自分を憎むもの、偏見をもつものを愛するのはとても大変ではある。ただ、そこに価値(value)があり、そして勇気(courage)がいる。(ここでいう「愛」は"Universal Love"の"Love"です)というのがあったような気がする。ようするに、差別は社会問題ではあるけど個人の意識の持ち方による部分も大きいということ。
ちなみに、オバマ大統領は謝罪はしていません。私の聞いた限りでは、「事実を知らずに警察官を批判したのは軽率だったが、自分が友人(ゲーツ)を援護したことについて謝るつもりはない」ということだと思う。(この辺も、安易に形式だけ謝罪して忘れようとする日本人とは逆だ。自分の発言に責任をもつのなら、安易にあやまってはいけないと思う)
ゲーツ氏を逮捕した警察官の同僚たちは、人種に関係なく警察官をかばっているので、対立的には、「黒人 VS 白人」(人種)から、「警察官 VS ハーバードのエリート」(社会階級)ということになってきています。自分の発言が、ここまでメディアでさわがれてオバマ大統領も不本意だったんじゃないかな。
2009-07-26 09:13:28|
時事ニュース
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I just watched the preview for the next episode of ER-XII.
It's titled "Lost in America."
Well, you can get lost in anywhere.
So you might as well be in America.
2009-07-26 01:40:24|
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「このワシントンで政治ゲームに夢中になることが、いかに簡単であるか私はよく理解しています。それは、すべての政策に関して、誰が(どの党が)勝っているか、負けているか、点を取りあうためだけのゲームです。ある共和党の戦略家が、妥協もできるが、それより、『とどめを刺す』―民主党に打撃を与えた方が共和党が政治的に優位に立てる(1)のでいいと、自分の党に進言したと聞いています」
"I understand how easy it is for this town to become consumed in the game of politics - to turn every issue into running tally of who's up and who's down. I've heard that one Republican strategist told his party that even though they may want to compromise, it's better politics to 'go for the kill.'"(オバマ大統領のスピーチより)
(1)まったく、北朝鮮のような言い草だ。妥協(6ヵ国協議再開)もできるが、核をもってアメリカとの交渉の優位に立ちたい。というような考えと同じですよね。同じ国のなかでこうだから。はっきり言って私は、ブッシュ政権と言うのはアノマリー(anomaly)で、最初の選挙に勝った偶然と、9/11がなかったらあんなに長く続かなかったと思う。それでも、今もそのブッシュ政権の影が付きまとっているような気がする。
Listen: Hear President Obama's News Conference And NPR Analysis
the game of politics(政治ゲーム・ゲームのための政治)
政党間の確執は、アメリカでは、共和党(Republican)VS民主党(Democrat)ですが、オバマ大統領の「超党派的な政治からの脱却」の呼びかけも空しく、かなり根強いものがあると思います。日本と違うのは、やっぱり、確執が「価値観」の差にあることで、たとえば「自由」(liberty)というものに対しての解釈とか、それが「大きな政府」VS「小さな政府」の議論につながっているのですが。
はっきりいって、(日本の)民主党の人に、軽々しく、"Yes, We Can"とはいって欲しくない。ただのキャッチフレーズとは言え、自分たちの党とアメリカの民主党を重ねるような発言はやめて欲しい。アメリカの政治内の政党同士の確執は政策協議にとどまらず、基本的な政党理念・政党価値観の問題であるために、歩み寄るのが非常に難しいという認識が欠けていると思うから。というか、日本の政治とアメリカの政治の質の差みたいなものが分かってないと思うから。
日本の議会内でもめるとしたら、表層的なことでしょう。今の自衛隊派遣問題にしても、だいたい憲法上(つまり理念上は)は、(民主・自民)両党とも「平和」で一致しているわけだから。オバマ大統領がやっていることは、実はアメリカの根幹にある「自由」の再定義というか、もっと、他人の自由を深く受け入れていかないといけないとか、個人の「自由」から、公共で守っていく「自由」に意識を拡大しないといけないとか。かなり、基本的なことが含まれているような気がします。その意味で、オバマ大統領のうったえている"CHANGE"はアメリカにとって(また間接的に世界にとって)とても重いものだと感じています。
「超党派的な政治からの脱却」の成功例として:
The Nation: Deep-Sixing The F-22
ブッシュ政権下に行われた軍事費の拡大に歯止めをかけようという動きで、評価できると思います。
(続きは明日...)
2009-07-24 17:02:32|
時事ニュース
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今日は、オバマ大統領が記者会見をするというのを思い出して、朝、実況中継を少し聞いていたのですが、用事があって(1)出かけてしまったので、途中までしか聞かなかった。で、帰ってきて、今回は、会見を全部聞いてみることにしました。会見の中心となる主題はヘルスケア(2)。最初の10分が大統領のスピーチで、その後の40分ぐらいが記者との質疑応答です。特に、オバマ大統領は、医療保険制度の改革を推し進めようとしています。
Listen: Hear President Obama's News Conference And NPR Analysis
(1)この、3日、1日3時間づつ、街頭でビラ配りをしていた。派遣会社が振ってくれる単発の仕事は断らないで、顔を売っておこうという魂胆なんだけど。1日目は、「豪雨」がニュースになるような悪天候のため早めに切り上げ、昨日は最初のほうは皆既日食をみながら集まってきた人に適当にビラをばらまいて、最終日の今日は晴天で、なぜか、同情してくれる女の人が多かった。「暑いのに大変ね」とか。派遣会社の担当者にも、「熱中症に気をつけてねくださいね。適当に休憩しながら」とか、いわれながら配っていました。単発から、短期へと移行したいです。
ところで、世界中広しといえ、テッシュとか粗品を街頭で配る習慣があるのは日本だけじゃないかな。アメリカで誰かが何か配っている場合は、たいてい、宗教的なパンフレットとか、政治的デモのビラとかが多かったようです。少なくとも、NYCとか人口密集地でなければ徒歩で歩いている人そのものが少ないからそういう習慣がないんだと思うけど。
(2)「医療」:the health care system(医療制度)、health insurance reform(医療保険改革)
すいません、本題に入ります。
Status Quo(現状維持)のコスト
オバマ大統領の、演説の中心となっているメッセージは、「現状維持をしているだけでは、現在の医療システム(メディケア・メディケイド)をささえるために国の借金が増えて財政破綻してしまう」です。
"And it's about the fact that the biggest driving force behind our federal deficit is the skyrocketing cost of Medicare and Medicaid. So let me be clear: if we do not control these costs, we will not be able to control our deficit. If we do not reform health care, your premiums and out-of-pocket costs will continue to skyrocket."
「財政赤字の裏にある最大の原因は、急騰している老人医療健康保険制度と低所得者医療扶助制度の費用であるという事実についてです。私の考えをはっきり言わせていただきます:これらのコストをコントロールしないかぎり、赤字をコントロールすることはできないでしょう」
Transcript: Obama's Press Conference
Medicare(メディケア、高齢者向け医療保険制度)
Medicaid(メディケイド、連邦と州が負担し、州が運営する低所得者向け医療費補助制度)
deficit(財政赤字)
premiums(保険料)
out-of-pocket costs(自己負担費)
overhauling(全面的な見直し)
AARP("American Association of Retired Persons"の接頭語。全米退職者協会)
health care inflation(医療費のインフレ)
deficit neutral(赤字を増やしも減らしもしない)
itemized deduction(項目別控除。確定申告のとき自分で申請する控除)
subsidies(助成費)
hardship exemption(保険料が払えない人を、保険加入義務から免除)
legislative process(法律制定手続き)
C-SPAN ("Cable Satellite Public Affairs Network"の接頭語。 Cスパン、ケーブルサテライト広報ネットワーク、米国の非営利ケーブルテレビ局。議会中継など政治と関係の番組が多い)
(続きは明日...)
2009-07-23 20:02:16|
時事ニュース
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ラズ:マラカウスキー少佐、今年は戦闘機の操縦はお休みしているということですね。その代わり、ホワイトハウスフェロー(1)として勤務しておられる。これは、すばらしく名誉なことですね。マラカウスキー少佐が、WASPのメンバーが間もなく賞を受けることに関係があると聞いているんですが。
(1)White House Fellows
ホワイトハウスフェローとは、1年の期限付きで、応募者のなかから選ばれた人が、大統領補佐官、副大統領、閣僚など、ホワイトハウスの要職についている人のアシスタントにつき、直接政治の現場で政策の協議に参加したり研修を受けることができる制度。競争率は、1000倍ともいわれ、将来アメリカで公的・私的機関の要職につくことが望まれる人材が選ばれる。
マラカウスキー少佐:そうです。WASPについてプレゼンテーションをしたり、法律の草案を最初につくりました。WASPのために法成立のきっかけを作ることができました。
the initial draft of the bill(法律の最初の草案)
get the ball rolling for them(WASPのために、きっかけをつくる)
ラズ:生き残っている多くのWASPのメンバーが、あなたがサンダーバードのパイロットになる道を、自分たちが切り開いたことをとても誇りに思っているでしょうね。その、あなたの英雄のひとりに、会話に参加してもらうようにお願いしてあります。ディニー・パリッシュさん、そこにいますか?
these surviving women(生き残っているWASPのメンバー)
blazed a trail for you(あなたのために道を切り開いた)
ディニー・パリッシュ:はい、いますよ。
ラズ:今、テキサス州のウェーコにいるんですね。ここに、ニコル・マラカウスキー少佐も一緒にいます。あなたも、ご存じでしょう。
マラカウスキー少佐:こんにちは、ディニー。そして、おめでとうございます。
パリッシュ:ニコル、ありがとう。なんて素晴らしいんでしょう。あなたと一緒にプログラムに出演できるなんて名誉なこと。こんにちは。アメリカのみなさん、こんにちは。
ラズ:パリッシュさん、1940年に、どうやってWASPに参加することになったのか教えてください。
パリッシュ:まあ!そうね、自家用機パイロットの資格をすでに取得していることがWASPになる条件の一つだったので、私はすでに小型機の操縦を始めていたんだけど。そう、WASPが考えられるずっと前に操縦を始めていました。そして、21歳になった日に志願書を提出しました。私はごまかさずに、21歳になるのを待って志願書を提出したわけです。そのときは知らなかったけど、母がいつも「嘘をついちゃだめ」と言っていたので、後で、何人かの女の子はちょっとごまかしていたようだと知りました。当時は、誰もが国のために何かしていたから。女性ばかりで、これは戦争中のことだし。
a private pilot(自家用機パイロット。シングルエンジン小型機の免許だと思う)
I sent in my application.(志願書を提出した)
the girls fudged a little bit(ちょっとごまかす女の子もいた)
ラズ:そうですか。
(オーディオへのリンクは7/19のポストをを見てください)
(続きは明日...)
2009-07-22 06:11:49|
時事ニュース
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第二次世界大戦時に、アメリカに、WASPという部隊があり、女性が、戦闘機の教官やテストパイロットとして服役していたという話の続きです。その、女性パイロットたちについて。
マラカウスキー少佐:女性パイロットたちは、女性と軍隊の統合の先駆けとなった人たちです。訓練機や爆撃機を操縦していました。その当時、女性がそんなことをやっていたとは知らない人が多いのですが。女性は、テストパイロットや教官でした。
vanguards(先駆者)
the integration of women into the military
trainers(練習機)
bombers(爆撃機)
fighter aircraft(戦闘機)
test pilots(テストパイロット)
instructor pilot(教官)
マラカウスキー少佐:彼女たちの貢献は本当に驚くべきものです。
ラズ: 第二次世界大戦中、何人ぐらいの女性がそのプログラムにかかわっていたのですか?
マラカウスキー少佐:基本的に、約1,100人が自分で戦闘機を飛ばしていました。その中で、38人の素晴らしい英雄が、国のために行った奉仕のために命を落としています。
この辺から、なぜ、いまさらWASPが取り上げられ法律ができることになったのかの説明になってきます。
マラカウスキー少佐:ここで、興味深いのは、亡くなった女性パイロットには、軍葬の礼も軍葬も(1)許されなかったということです。事実、38人の故人のWASP級友がお金を集めて、遺体をご両親のもとに送り返したそうです。棺の上に星条旗をかけることも、金の星のついた旗を窓に飾ること(2)も許されませんでした。
military honors(軍葬の礼)
a military burial(軍葬)
the WASP classmates of them(38人の故人のWASP級友が)
pool their money to ship the bodies back to their parents(お金を集めて、遺体を両親に送り戻す)
American flag(星条旗)
the Gold Star in the windows(ゴールドスターを窓に飾る)
(1)現在は基本的に服役中に亡くなった軍人は国が軍葬しています。遺体を家族の希望する場所に輸送するのは国の最低の義務でしょう。退役軍人の場合、家族が希望すれば、現役時代の所属部隊を通して軍葬することができるようです。
(2)亡くなった息子や娘を追悼する意味で、残された家族が自宅の窓に青の星(息子)や金の星(娘)のついた旗を飾る習慣があった。この習慣は、朝鮮戦争、ベトナム戦争あたりからだんだんすたれてしまったようです。
ラズ:ということは、彼女たちは、基本的には文民(3)とみなされていたということですね?
(3)文民―civilian、日本国憲法が制定された時にできた訳語のようです。民間人とも。
マラカウスキー少佐:そうです、女性たちは民間人でした。ただ、ここでまた興味深いのは、女性たちが基地で暮らし、軍指揮系統の監督下にあり、制服を着ていたことです。(実質、軍人だったことです)彼女たちが、戦闘任務に従事する男性を訓練する教官パイロットだったんですよ。
military basis(基地)
the military chain of command(軍指揮系統)
wore uniforms(制服着用)
ラズ:ここは、はっきりさせておきたいのですが、女性パイロットは戦闘任務に参加していたわけではありませんね。ここ、アメリカ本土でのみ飛行していたんですね。
combat missions(戦闘任務)
マラカウスキー少佐:その通りです。戦時中、彼女たちはアメリカ本土にいました。彼女たちの仕事は、男性兵士が海外で戦闘任務に従事できるように、それ以外の仕事を引き受けることだったんです。
stateside(アメリカ本土)
(オーディオへのリンクは7/19のポストをを見てください)
(続きは明日...)
2009-07-21 14:32:51|
時事ニュース
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salvation
2: liberation from ignorance or illusion
Merriam-Webster Online(英英辞書サイト)から。
宗教的な意味ではなくて、私の好きな言葉。時々、言葉の意味が伝わっているのか心配になる。言葉って、以外にあいまいなものですね。
2009-07-20 20:42:17|
読書
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ストーリーの、登場人物は3人です。
Decades After WWII, Female Pilots Finally Honored
People & Places
Decades After WWII, Female Pilots Finally Honored
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ガイ・ラズ
NPRアナウンサー、プログラム進行役(男)
ニコル・マラカウスキー少佐
米空軍戦闘機パイロット(女)マラカウスキー少佐は、2006年(1)、サンダーバードとして知られる米空軍エリート部隊で、初の女性パイロットになった。サンダーバードのパイロット達を米空軍はエリート中のエリートと呼んでいる。
(1)2006年というと、つい最近のような気がします
ディニー・パリッシュ
第二次世界大戦時、空軍女性サービス・パイロット(女)"Wings Across America"という団体の次長。
たいたいは、ガイ・ラズさんが、質問を投げかけ、ニコル・マラカウスキーさんとディニー・パリッシュさんが応えていくというフォーマットになっています。
質問に入る前に、ニコル・マラカウスキーさんにスタジオに来てもらって、ニコルさんの英雄(2)である、WASP(3)の名で広く知られていた、第二次世界大戦中に戦闘機を飛ばしていた「女性空軍サービスパイロット」"the Women Airforce Service Pilots"についての話を聞くことになっていること。この週が、300人あまりの生き残ったWASPメンバーたちにとって大切な週になること。それは、水曜日に、オバマ大統領が法案に署名し、第二次世界大戦のWASPメンバーに、アメリカ議会から金メダルを授与する法律が成立した、などの説明があります。
(2)英雄、「メンター」(規範となる人)、「偉大な先人」ともいえるかな
(3)WASPにはハチの意味もあるので、偶然にも良くできた頭字語
最初の質問は、
"Raz: Wow. Well, tell us about these women (of WASP.)"
Memo: There are always two sides to the coin, and this story is from the winner's side of the World War II. Somewhat more "real" accounts of these women pilots are heard in the story "
From 'Radio Diaries,' an Oral History of the WASPs." I am drawn to the pride in one of the women pilot's - Deanie Parris's - voice. It's more than the nostalgia for bygone days in the youth. I'd like to know the source of her pride and if - only if - it could be robbed away from her if the U.S.A were defeated 65 years ago?
I often think the power of an individual is limited to make difference in the world. However, in this story, one woman's (Major Nicole Malachowski's) lobbying effort paid handsomely to get recognition these 300 women pilots needed so badly and restored the history for them. This is a fine example of good comes from an individual.
(続きは明日...)
2009-07-19 19:01:31|
時事ニュース
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ヴァージニア・ウルフは、1938年6月に"Three Guineas"を出版。その本には、ロンドン在住の著名な男性弁護士に「どうすれば戦争を回避できると思いますか」と意見を求められて、「あなた(男性弁護士)とは正直に意見交換できないと思います。なぜなら私は女だから」と返答したいきさつが書いてあるそうです。(直接"Three Guineas"からの出典ではなくて、"
Regarding the Pain of Others"からの出典です)2次的なソースなので細かいことはよく分からないのですが、ようするにヴァージニア・ウルフによると、男女間で戦争について議論をかわす余地はないということです。(ヴァージニア・ウルフは(1882誕生-1941死没)イギリスの女性小説家、評論家)
あー。
ヴァージニア・ウルフの意見の是非はともかくとして、とにかく現在は、日本では男女共同参画社会(だんじょきょうどうさんかくしゃかい)が建前、アメリカでは"The Equal Rights Amendment"という法律のもとで、性差による差別は禁じられています。
Equality of rights under the law shall not be denied or abridged by the United States or by any state on account of sex. (Section 1 - The Equal Rights Amendment)
少なくともアメリカでは、男女間で戦争についての議論が成立するか否かを軽く通りこして、軍隊へ参加するにしても男女平等が求められている時代なわけです。
なので、アメリカの軍隊はいかなる部隊であっても女性を受け入れる準備があるのが当然。服役中の待遇の公平性はもちろん、退役軍人としての権利(恩給、軍隊葬の資格、その他)の保障は、当然のごとく男女平等が建前です。(建前ですよ。制限や不平等はたくさんあります)さらに、軍隊に参加しているゲイ(同性愛者)の権利をどのようにして守るかなどは、論理の正当性を追求するアメリカらしく実にHOT TOPICなわけです。
ただ、昔から男女平等がまかり通っていたわけではないようです。実は、第二次世界大戦中にも、WASP(the Women Airforce Service Pilots)と呼ばれる女性パイロットのグループが、テストパイロットや戦闘機の教官として、軍に従事していたようです。ただ、その記録は「機密扱い」ということでお蔵入り。実質は明らかに軍人だった女性パイロット達も退役してからは、市民扱いのままだったそうです。当時の世論としては「女性パイロットの存在を認めるのは軍として体裁が悪い」ということで、明らかに男女差別ですね。それから、60年以上がたって、2009年7月4日のアメリカの建国記念の日、公文書から消されていたWASPの記録をとりもどし、退役した女性パイロット達に the Congressional Gold Medal (アメリカ議会からの最高栄誉賞)を授与する法律が通過しました。
これは、歴史がどのように作られていくのか考える上でとても興味深い例だと思ったし、実際に60年以上前に小型戦闘機のパイロットだった女性の態度がとてもアメリカ的なので最近聞いたストーリーの中ではとくに印象に残っています。
Decades After WWII, Female Pilots Finally Honored
People & Places
Decades After WWII, Female Pilots Finally Honored
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(続きは明日...)
2009-07-17 16:11:36|
時事ニュース
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「
ネットカフェ難民―ドキュメント「最底辺生活」 (幻冬舎新書)」
なぜか、お堅い県立図書館で見つけたかなり前衛的な新書です。
アマゾンの商品の説明から内容の説明:
金も職も技能もない25歳のニートが、ある日突然、実家の六畳間からネットカフェの一畳ちょいの空間に居を移した。パソコンで日雇いバイトに登録し、日中は退屈で単純な労働に精を出す。夜は11時以降が入店条件の6時間深夜パックで体を縮めて眠りを貪り、延滞料金をとられないよう、朝は早く起床。時にファミレスや吉野家でささやかな贅沢を楽しむ。やがて目に見えないところで次々に荒廃が始まった…メディアが映し出さない“最底辺”の実録。
この著者の場合、大学もでているし、モラトリアムとしての漂流と言うか、あまり悲壮感はない「最底辺生活」の日記的な記録です。おもしろかった。文章がうまいんですよ。ページをぱっとみて、漢字とひらがなとカタカナのバランスもよい。美大の出身だそうで、自分をよく観察しているなと思いました。ところで、不況というのは周期的なものでその時代によってそれなりに文学を生んでしまうのですが。「
もう頬づえはつかない」を突然思い出しました。
ところで、日本に帰ってきてすぐ、なぜ日本は大学教育を受けた人が多いのに、ニートとかフリーターが多いのか、すごく不思議だったんですがこの本をよんで、なんとなく納得してしまった。そう、日本の大学って卒業するのが楽なんですよね。
なにせアメリカは、大学を卒業するためにかなり高いハードルがあるので、大学卒はまだそれなりに労働市場で優遇される傾向があります。
ここでハードルとは、留学生やメキシコ系や黒人など少数派の生徒にはまず英語能力と基礎学力。つまり、大学の勉強についていけなくなって中退のパターン。そして、最近では、やっぱり経済的に4年制学校に行くのはきついという人が増えてきたみたいです。ただ、パートタイムで学校に行けるシステムがかなり充実しているし、学費ローンのシステムもあるのでモーティベーションの高い生徒にとって卒業は不可能ではないです。
というわけで、アメリカ的な感覚でいえば、高等教育を受けている人がこんなにいるのに、なんでもっと日本は良い国にならないのかなーと不思議だったんですが。読み書き計算はできるけど、大学がうまく機能しないために、アメリカ的に中学卒、高校卒のレベルにとどまってしまう人が多くなってしまったのかな。これは、残念なことですね。
あと、自分のことを考えてみると、大学卒でも、女で40すぎて就職しようとするとレジ打ちとかバイト主婦と同じ待遇に落ちてしまうのも問題だと思う。(自分の責任によるところが多いと思うのでなんとかしたいと思っていますが、自助努力でなんとかなるか微妙なところ)
少子化で納税者がただでさえ減っているのに、ニート、フリーターが増えてしまうと、内需は伸びないし、社会保障費の維持もきつくなるしよくないですよね。個人的にも健全な納税者に復活したいとは思います。実際問題、自分にできる一番身近な社会貢献は納税だと思っているので。あとは、選挙かなー。いつになるんだろう。
2009-07-16 11:57:34|
読書
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