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片瀬貴文の記録

高齢者を元気にするプロジェクト「元気サロン」主宰 経験談 旅行記 サロン案内など掲載中


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1962年のパリだより【804】寒空にオーラを放つストラスブール大聖堂の尖塔

ストラスブール

1962年3月3日(土)

終点ストラスブール駅のプラットフォームに降り立ったのは、朝の8時きっかりだった。

昨夜乗車直後は熱過ぎた暖房が、夜明けが近付くと逆に寒過ぎて、十分に熟睡できていない。

浅い眠りのおかげで、戦場を走りながら、第一次、第二次と二回の大戦をタップリ思い出す。


パリに比べてひときわ厳しい冷気が、ピリッと肌を指す。

殺風景な駅前広場から、古い街並みを通り抜けて、カテドラルに向かう。

灰色の空はうっとうしいが、この街のくすんだ色合いには似合うようだ。


カテドラルは、期待通りに堂々と調和のとれた構えを見せ、オーラを放っていた。

このカテドラルの大きさと対峙するだけで、はるばるストラスブールにやって来た甲斐が十分過ぎるほどある。


このカテドラルの特徴は、赤みを帯びた砂岩でできていることだ。

イル・ド・フランス周辺に多い、白くて柔らかい石灰岩に比べ、黒っぽくてシャープな感じがする。

建材が固いためだと思うが、彫刻のきめが細かい。


一般に「バラ色」と言われているから、天気の良い日には違った印象に違いない。

もう一度、やって来てみたいものだ。


それにしても、川の中州といった軟らかい地盤上に、どうしてこんなに高い(高さ141メートルの)建物が出来たのだろうか。

木製の枠を埋めて基礎にしたと説明してあるが、それで塔が倒れないという証明は出来たのだろうか。

現在の技術ならば、安全性に対する理論的な証明を求められる結果、かなり多額の基礎工事費が必要だったのではないだろうか。


写真は「ソフィーさんのマイページ」(訪問54カ国、文章1,500件 写真6,700枚)、
http://4travel.jp/traveler/katase/

スイスの写真が美しい「片瀬貴文さんのマイページ」(文章625件 写真2,400枚)
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(片瀬貴文)



2010-02-08 16:15:02| カテゴリなし |コメント(0)トラックバック(0)

初めてのソウル【16】しっかりしたタクシーサービスに驚く

ミョンドン

2009年12月22日(火)

ホテルの玄関前に立つドアボーイにタクシーを頼むと、行き先を確認した後、「模範ですか、普通ですか」と質問される。

「模範」とは高級タクシーで、値段が高い分日本語や英語が通じ、問題が起こり難くて安心と聞く。

「模範」と答えると、ドアボーイは手を上げて、遠くから黒い空車が走ってくる。

頼んだ通り間違いなく「模範」がやってくるのが、まるで手品のようなので、不思議がって「何故」と訊くと、左手を上げれば「模範」、右手を上げれば「普通」なのだそうだ。


ドアボーイは私の行き先をタクシー運転士に告げ、復唱を待って名刺大のカードに車番、行き先をメモして私にくれる。

運転士とうまく話せなくても、このカードを見せればよく、何かのトラブルがあればホテルに連絡することもできる。

これで私の不安は解消された。

日本で出会ったことがない、進んだサービスに感心する。


1968年のことだった。

カイロのヒルトンホテルから乗ったタクシーが、私が「エクスチェンジ(両替)」と行き先を告げると、灯りのない文字通りの暗黒街の奥に案内してくれた。

私は誘拐されたかも知れないと思い、自分の軽率さに後悔したものだ。

だが今日は、気のきいたドアボーイのおかげで、そのような心配は全くない。


「ミョンドンの入口まで行きます」

運転士はもう一度念を押して、出発した。

ミョンドンの中は混み合っていて、車が入れないという。


メインブログ「ソフィーさんのマイページ」(写真6,500枚 1,500記事)、
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スイスの写真が美しい「片瀬貴文さんのマイページ」(写真2,400枚 600記事)
http://4travel.jp/traveler/takafumi/

故郷の思い出ほかブログの作成日順に並んでいる「片瀬貴文の記録 1,700記事」
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(片瀬貴文)


2010-02-08 11:32:27| カテゴリなし |コメント(0)トラックバック(0)

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