- 怖い絵

私は、以前にもこのブログで、「生涯にわたって、自分が学びたいと思う対象を間違えてしまった!英語英文学を専攻するより、西洋美術史を専攻すればよかった!」と激白(笑)したことがありましたが、私の得意分野は明らかにそっちなんですね(もしかして英語は得意じゃないのか?!>Helen)(自爆)
何を勘違いして、英語の道に進んでしまい、長年、どっぷりと首までつかっているのか・・・。
自分でも謎です(爆)
実は、自宅の書棚には英語関係に次いで美術書、歴史書が結構数多く揃っています。
そんな私が、このところはまりにはまっているのが、早稲田大学講師の中野京子先生がお書きになった、このシリーズ。
『怖い絵』&『怖い絵 2』
実は、西洋絵画を鑑賞する上で、我々日本人にはピンとこない、わかりにくい様々な“お約束ごと”があります。すなわち、その絵に描かれた「寓意」、シンボル、或いは、イコノロジー(図像解釈学)を知らないと、表に描かれた「絵そのもの」だけしか見ることができず、その絵の本質を理解できないのです。例えば、鎌は命を刈ってしまう死の道具ですし、砂時計も「死」のシンボルです。
また、“メメント・モリ”「死を忘れるなかれ」が、多くの絵の隠された主題となっていることは有名です。たとえば、肖像画の白眉、美術の教科書には必ず載っているホルバインの『大使たち』では、二人の若き大使の周りに様々なシンボルが描かれており、その種明かしが楽しいのですが、足元に一見すると何が描かれているのか全く分からない奇妙な物体があります。これは角度を変えて見てみると・・・なんと、頭蓋骨なんですね。
でも、頭蓋骨自体は何ら怖いものではなくて、疫病が流行り、人間の寿命も今よりずっと短かった1600年代、1700年代では、絵画に死のシンボルを描くのは、ごく当り前のことだったのです。
さて、中野京子先生の『怖い絵』に戻ります。
このシリーズでは、そんな西洋絵画の寓意を解き明かしてくれるだけでなく、歴史上の事件や時代背景をからめながら、その絵が描かれた“裏側のドラマ”をまざまざと見せてくれます。このドラマを知っているか、知らないかで、その絵の見方が180度変わってきてしまうのです。
知的興奮を覚えるとでもいいましょうか。
西洋史好き、西洋絵画好きには、たまらない解説書です。
皆さんは、ドガが描く、パリのオペラ座のバレリーナ(踊り子)の絵を必ずご覧になったことがあると思います。教科書にも絶対に載っていますよね。
何より、圧倒的な踊り子たちの躍動感!
“人が踊る”という主題をこれほど美しくキャンバスに写した画家は、ドガ以外にはいないでしょう。
そのバレエですが、現在、クラシック・バレエは“高尚な”、そしていわゆる“高級な”芸術だと考えられています。事実、バレエのお稽古は英語教室と違って(笑)、お高いですもの~。発表会費なんて、桁が違います!(別にバレエ教室に何の恨みもありません。念のため)(爆)
さて、ドガが生きていた頃のヨーロッパでは、働く女性というのは軽蔑されており、しかも、まともな家のまともなお嬢さんは長いスカートをはいて生活するのが普通で、そんなバレリーナのように短いチュチュをはいて人前で足を見せて踊るなんて、とんでもないことだったそうです。
すなわち、当時のバレリーナの本業(?)は、決して芸術家ではなくて、「娼婦」!
いやはや、パリのオペラ座は、当時、上流階級の男たちのための娼館だったとか。
これは、私も寡聞にして知らず、この本を読んで初めて知りました。
ドガの1878年の作品『エトワール、または舞台の踊り子』には、上演中の舞台の左端で、夜会服のポケットに手をつっこんで立っている紳士の姿が描かれており、中野先生によると、これは主役で踊っているエトワール(プリマ・バレリーナ)のパトロンとのことなのです!
でも、なるほど~!
私がハタと気づいたのは、歌舞音曲に携わる職業というのは、洋の東西を問わず、同じかもしれないということです(ここからは、私見ですが・・・)
江戸時代に起こった有名な絵島・生島事件でもおわかりでしょうが、当時の歌舞伎役者は、いわゆる「男娼」も副業としてやっていたんですね。
労働者階級出身のパリのバレリーナ達がパトロンをつかまえて成り上がっていく図と、歌舞伎役者が裕福なおかみさんの相手をしてご贔屓になってもらう図が、ぴったり重なる気がしませんか。
そして、そんな歌舞伎が今や高尚な芸術に成り上がっている(笑)点も、バレエと同じですね。
こんな風に、このシリーズを読んでいると、様々な連想が働いたり、世界史、美術史で学んだことが、そうだ!そうだ!と思い出されたり、逆に良く知っていると思いこんでいる画家の作品に全く知らなかった背景があったりと、興味が尽きません。
私が昔、夢中になっていた象徴派の画家たち、ルドンやクノップフの人生にこんなエピソードがあったとは!そして、本書で取り上げられている彼らの絵が描かれた「必然性」を顧みて、画家の“業”というか、芸術家が表現せずにいられない“性(さが)”をまざまざと感じさせられました。
いえいえ、私の下手な解説より、実際に本書を手に取っていただいて、『怖い絵』『怖い絵2』に掲載された計40点の作品と隠された怖いドラマを堪能していただいた方がいいか・・・と思いますが。
ただし、本書には「怖い」「怖い」という言葉が何度も出てくるので、若干、その「怖さ」が逆に薄められてしまうところはご愛嬌です・・・(笑)
また、著者のお人柄がうかがわれる、上品で、常識人としてのモラルある解説や文体に対して、もしかすると反発を覚える人があるかもしれません・・・。
私自身は中野先生の語り口調は好きですけれど、ね。
それと、ただひとつ残念なのは、手軽な美術書とはいえ、美術書は美術書なんですから、絵画の印刷にはもっと神経を払ってもらいたかったと思います。
せめて絵の頁だけはアート紙にして、見開きではなく(真ん中の綴じの部分が開かず、絵の中央が見えない!)、1頁にきちんと絵の全てがおさまるように印刷できなかったのでしょうか?!
出版元の朝日新聞社さん、ダメじゃないですか?!
今日、高2クラスの英検授業を終えて帰宅したら、もう夜11時。
偶然、ぼぉ~っとつけたテレビ(関西ローカルだと思いますが)で、ハイヒール・リンゴ&モモコの『ビーバップ・ハイヒール』なる番組が流れ、この本が取り上げられていました!
著者の中野先生もご登場。
ゲストの作家の筒井康隆氏の人間観察、解説も面白かったです。
確かに、彼が言うように、人間には愛の欲望とともに死に対する欲望があるのでしょう。
だから、古今東西、これほど「死」が絵画に描かれているのでしょうし・・・。
画家志望だったヒトラーが、ベックリンの『死の島』を11点も買い集めてコレクションしていたというのも、なんだかわかるような気がしました。
ヒトラーと、ベックリンの『死の島』
似合いすぎ~!
テレビに思わず釘づけになってしまい、番組が終わったら、ついついAmazonに直行!
新刊の『怖い絵 3』、私が中学生の頃から個人的にさまざまな本を読んで勉強し続けているハプスブルグ家(大学時代には、オーストリアにまで行ってしまった!)に関する新書『名画で読み解くハプスブルグ家12の物語』、そして『危険な世界史』と、ついつい3冊も中野先生の著書をついついクリック!
しめて4,400円也。
ついつい、中野ワールドにはまっているHelenでした。
さて、このブログを読んで下さっている方で、同好の士の方はおられるでしょうか?
よかったら、熱く語り合いましょう!(^^)V
2009-06-05 02:14:51|
読書
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- 斬られ権佐
ISBN:4087478092 文庫 宇江佐 真理 集英社
斬られ権佐
ISBN:4087478092
宇江佐 真理
集英社 2005/04 ¥580
私の英語教室は、場所を借りて行なっているので、火曜日と水曜日だけレッスンが出来ない。
他の習い事教室が、私の契約より先から借りておられるから。
いきおい、火曜日と水曜日は、家事をしたり、PCをしたり・・・。
土日は、毎週(今年の手帳をみると、殆ど仕事関係で、毎週末は完全につぶれている)自分が講演させていただく絵本ワークショップ、自分が主催させていただくセミナー、研修の参加、夏の合同キャンプのミーティング、etc.,etc.,で休みなし。
なので、私の「週休二日」は、火曜日と水曜日。
水曜日は、近畿の映画館がレディースデイで千円なので、映画を楽しむこともある。
でも、一番の楽しみは、読書。
それも、英語関係や教育関係の本は、やはり“仕事”という意識でもって読むので、ただただ私の疲れた心と身体を癒してくれるのは、“江戸もの”、そう“時代小説”である。(他に内外のミステリー、警察小説も好きだが、これはまた別の機会にご紹介・・・)
私は、池波正太郎の『剣客商売』『鬼平犯科帳』それに、宮部みゆき、藤沢周平、等々を何度も読み返すのが好きなのだが、ここ数年、私の中で不動のベストセラーに位置しているのが、宇江佐真理である。
非常に多作な作家であり、かつひとつひとつの作品の質が高いのは、宮部みゆきともあい通じるところがある。もっとも、宮部みゆきは、現代ミステリーからホラー、SF、ジュブナイル、歴史小説と、縦横無尽に書きわける天才だが・・・。
宇江佐真理は、どの作品もお薦めできる。
『幻の声』から始まる『髪結い伊三次捕物余話』シリーズの伊三次とお文の恋物語、死体を見ると泣いてしまう岡っ引き『泣きの銀次』、江戸の市井の暮らしとミステリーをからめた『涙堂 琴女癸酉日記』、“狼少女”とお殿様の悲恋を描いた『雷桜』、代書屋の青年の成長を描く『春風ぞ吹く』、武士の世界を描いた『余寒の雪』、他にも人情味溢れる『あやめ横丁の人々』、『深川恋物語』、『おろく医者覚え帖』等など。
どれか一冊を選べ、といわれても、困る。まったく困る。
でも、どうしても・・・となると(いや、別に誰も私にベストワンを選べって言ってくるわけじゃないんですけど・・・ほら、ファン意識っていうか・・・選びたいんですよ!)、やはり、
この『斬られ権佐』だろうか。
江戸、呉服町で仕立て屋の長男として父の稼業を手伝っていた権佐は、惚れた女、長崎に留学までした女医者あさみを救うため、武士に斬られて、八十八箇所もの傷を負う。あさみの必死の看護により九死に一生を得るが、その傷跡から“斬られ権佐”と呼ばれるように。彼は、兄貴分で八丁堀の与力、数馬の捕り物を手伝うようになるが、次第に権佐の身体は悲鳴をあげはじめ・・・。そして、権佐とあさみの間に生まれた娘のお蘭が盗賊どもにかどわかされてしまう・・・。
幼い娘お蘭が、権佐の傷を気持ち悪いと言った友達に投げつける啖呵がいい。
「お父っつぁんは、おっ母さんを助けるために斬られ権佐になっちまったんだよ。あんたのお父っつぁんは、おっ母さんのためにそんなことできる?できないよね。さしずめ、あんたのお父っつぁんは、ぶるぶる震えて逃げちまうだけさ」と、口を返したものだ。
生まれた時から父親がそういう姿だったから、お蘭は格別に権佐の容貌を異常と思ったことはない。むしろ、傷もあざもない、つるりとしたよその父親の顔が妙に思えたほどである。(宇江佐真理「斬られ権佐」299~300ページより抜粋)
泣けるよなぁ。
私の友人の児童英語教師で名古屋のKさんは読書家で、彼女も宇江佐真理のファンと聞いている。
彼女のベストワンは、どれかな?
どこか懐かしくて、せつなくて、でも読みごたえのある作家だ。
宇江佐真理特製タイムマシンに乗って、心を江戸で遊ばせてみませんか?
2006-06-21 00:00:00|
読書
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- The Da Vinci Code
ISBN:1400079179 マスマーケット Dan Brown Anchor
The Da Vinci Code
ISBN:1400079179
Dan Brown
Anchor Books 2006/03/28 ¥956
今日は、世紀のベストセラーThe Da Vinci Codeに満を持して(笑)イチャモンをつけようと思う。あちこちで皆さんが大絶賛されているのに申し訳ないのだけれど、どうしても「そりゃないぜぇ~!ダン・ブラウン!」と私は(ひょっとすると世界中で私だけ・・・?!)言わずにはおられないから。
それと、いわゆる“ネタバレ”(この日本語の響きは好きではないけれど・・・)でもあるので、本書を未読の方は、今日の私のblogは読まれないほうがいいだろう。また、映画公開を楽しみに待っていらっしゃる方も、興をそがれること間違いなしである(笑)
どれほど面白いミステリーなのか・・・。私も期待に胸を膨らませて、GWに二日間で読み終えたのだが・・・(日本語版&ペーパーバック)
先ず、ミステリーとしては、決して超一流とは(内外のミステリー好きの私としては)とても思えなかった。軽快なテンポで描かれる脱出劇やどんでん返しは良いのだが、肝心の謎解きが、あまりにシンプルすぎる。犯人は○○以外、絶対にありえない!それも、かなり早い段階でバレバレではないか?!
【再度申し上げるが、以下は本書の完全な“ネタバレ”である。“ネタバレ”を公に書くことはルール違反であるのは重々承知だが、にもかかわらず書いているのは、本書のテーマや内容を語らずして、本書の問題点、ミステリー作家としてのダン・ブラウンの決定的なミス、間違いを指摘することが出来ないからである。どうぞその点をご理解の上、ご容赦願いたい】
次に、世界中で論議をよんでいる、The Da Vinci Codeのテーマだが、それはイエス・キリストとマグダラのマリアが結婚しており、その間に子供もいたという秘密をレオナルド・ダ・ヴィンチが自らの絵の中で暗示しているというものだ。
マグダラのマリアとは、何者か?
このThe Da Vinci Codeの中でも、ヒロインの暗号解読官ソフィーが「あの娼婦の?」と言う場面があるように、一般的には、改悛してイエスの信者となる元娼婦と思われているのだが、実は新約聖書では、この女性が娼婦であったことなど全く書かれていないのである。ダン・ブラウンは、それこそがキリスト教主流派の組織的中傷の証拠だと言うのだが・・・。
私が思うに、著者ダン・ブラウンの一番の問題点は、本書の扉に書かれている下記の文章だろう。
『この小説における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述は、すべて事実に基づいている』(越前敏弥 訳)
本書は、あくまでフィクションである。にもかかわらず、フィクションならお馴染みの(TVドラマや映画でもよく見る)『現実の人物や事件とは関係がありません』ではなく、堂々と『事実に基づいている』と正面きってかかれると、本書のフィクションである内容までも事実だと誤解する向きも多いと思うのだ。
また、彼が「事実だ!」と言いきって書いていることが、歴史的事実ではないと明確に否定されているものも含まれている。私は随分以前に何かで読んだことがあり記憶していたので怪訝に思ったのだが、本書で「レオナルド・ダ・ヴィンチやジャン・コクトーが歴代総長をつとめた」と書かれている“シオン修道会”なる団体は、眉唾ものだと言われている。
このように不確実なネタをさも事実のように書いているところに、ダン・ブラウンの罪作りな点があるのだ。
それと、私は本書を読んで、ある一箇所で目が点になり、そんなバカな!と思った箇所がある。それは、なぜか?
実は、私は大学は勿論、英文学科卒なのだが、大学時代、ヨーロッパの美術館で見た壮麗な絵画の魅力の虜となり、以来、独りで美術書を読み漁り、画集を見るのが楽しみとなった時期がある。心の底では、もう一度、美術史を学ぶために大学に入り直したかったのだが、既にOLとして働き出していた私は、その夢を胸に秘めたまま、今日になってしまった。
当時の私は、これが偶然の一致なのだが、このThe Da Vinci Codeの主人公、映画ではトム・ハンクス演ずるところの大学教授ラングドンが専門とする図像学(イコノロジー)に非常に興味を持ち、本書の訳者が参考資料に上げている日本のイコノロジー学の第一人者若桑みどり氏の著作を愛読したものだった。描かれた図像の意味や、思想的背景を研究するイコノロジーは実に面白かったのだ。最終的には、私はルネッサンス後におこったマニエリスムに興味を持つに至ったのだが、この頃の絵画は殆どが宗教画なので、宗教画の知識がないと鑑賞も理解もおぼつかない。前置きが長くなったが、そんなわけで、私はダ・ヴィンチの有名な作品「岩窟の聖母」について予備知識があったわけである(ロンドンのナショナルギャラリーで同作品を見たこともある)
さて、ダン・ブラウンは、ルーブル版の「岩窟の聖母」について、こう書いている。
『聖母マリアが、イエスとおぼしき幼子を腕に抱く姿が描かれていた。マリアの向かいにウリエルが座し、そのそばにもうひとり子供がいるが、こちらは洗礼者ヨハネだと思われる。ふつうはイエスがヨハネに祝福を与えるものだが、奇妙なことに、ここではヨハネのほうがイエスに祝福を与え(中略)マリアが幼いヨハネの頭上に片手をかざして、どう見ても威嚇の姿勢を示している点だ(中略)ウリエルが手で何かを切るしぐさ―マリアの鉤爪につかまれた目に見えぬ頭部を、喉元あたりで掻っ切るしぐさである』
これは、ダン・ブラウンがイエスとヨハネを全く逆に取り違えている!
マリアの抱いているのがヨハネ。なぜなら、ナショナルギャラリー版では明白だが、向かって左にいるヨハネは、イエスに洗礼を授ける洗礼者ヨハネの印である十字架を持っている。そして、右側のイエスは当然、祝福の形を手で作っている。マリアは威嚇などしていないし、ウリエルは、洗礼者であるヨハネを単に指し示しているだけで、これは掻っ切るしぐさではないのである。宗教画が少しわかる人間なら、これは自明のことなのだ。
また、ダン・ブラウンが主張する「最後の晩餐」の《イエスの隣の人物=女性=マグダラのマリア=イエスの妻》説も、福音書記者の使徒ヨハネ(前述の洗礼者ヨハネとは異なる)を女性のように描いている同時代の他の「最後の晩餐」を見ると、これはマグダラのマリアではなく、使徒ヨハネと考えるほうが自然であろう。
いやいや、全く上手にでっち上げたものだと思う。
だが、このベストセラーによって、世界的にレオナルド・ダ・ヴィンチへの関心が高まり、私も今回、ダ・ヴィンチはもとより、キリスト教の歴史に関する関連書も読んで、今まで理解できていなかったことも明確になって、これはこれでよかったと思う。これも Da Vinci Code効果だろうか。
やっぱり、作者ダン・ブラウンの‘罠’にはまったってこと?!
2006-05-13 00:00:00|
読書
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- 容疑者Xの献身
ISBN:4163238603 単行本 東野 圭吾 文藝春秋
容疑者Xの献身
ISBN:4163238603
東野 圭吾
文藝春秋 2005/08/25 ¥1,680
私は、小説家でもないし、ライターでもない。ましてや編集者でもないので、「締め切り」というものには全く無縁である。
ところが、このたび「締め切り」なるものを体験した。
書評を依頼され、その「締め切り」が昨日2月22日だったのだ。
このblogの日記は、字数制限が最大3000字なので、余裕で好きなように書けるが、今回の原稿は字数もその十分の一だったので、まとめるのに苦労した。書きたいことはいっぱいあるのに、その字数内におさめるのが大変なのだ。それに、「私って日本語ネイティブだったよね?日本語ってこんなに難しかったっけ?」と改めて思わされる程、日本語の推敲に時間がかかった。読まねばならない英文の参考資料は大した量ではなかったが、とにかく自分の日本語能力に疑問を持つほど、日本語の推敲が大変だった(笑)
でも、何とか終わって(編集部から原稿を突き返される心配はなくもないが・・・泣)、「締め切り」もギリギリで守れたので良かった(って、あと数分で日付が変わるまで、打っては直し、直しては打ち・・・と粘ってしまったが)
さて、私の大好きなミステリー作家・東野圭吾が、やっとやっと6回目の候補作『容疑者Xの献身』で直木賞を受賞した。私は、ファンとして、あの名作『白夜行』で受賞できなかった時は、心底、腹が立ったものだ。まぁ、もっとも直木賞選考委員の先生方は、ミステリー読みとしては大したことがない(いや、ほんと!)と私は思っているので、むべなるかなと変に納得してしまったが。
というのも、ミステリー史上、燦然と輝く金字塔、宮部みゆきの『火車』を主人公の内面が描けていないと落としたのが、直木賞選考委員の方々だったので。
その東野圭吾が、週刊文春2月23日号でインタビューに答えているが、彼は作家生活20年間、一度たりとも締め切りに遅れたことがないそうだ。いや、あっぱれ。
彼曰く「それを許すとダメだと思うんです。次は原稿が汚くても許す、最後は内容も妥協するような気がする」とのこと。仕事たるもの、この心意気が大事だ!と、ますます作家東野圭吾への熱愛度が高まる私である(しかも、私好みのイケメンだし!!)(笑)
*㈱文芸春秋「週刊文春」2月23日号“阿川佐和子のこの人に会いたい”より抜粋
今回は、実に楽しく良い経験をさせていただいた。お話を下さった編集部の方に感謝している。
それはそうと、次回は「カンヅメ」なるものも体験してみたいと思うのだが・・・。
どなたか、私を「カンヅメ」して原稿を書かせてみませんか?(悪ノリ~爆!)
2006-02-23 00:00:00|
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- 看病と読書
ISBN:4167476282 文庫 林 文藝春秋
林真理子の名作読本
ISBN:4167476282 林 真理子
文藝春秋 2005/10/07 ¥490
この3日間、長女が風邪で寝込んでいる。
体育祭、文化祭と行事が続いたのに加えて、このところ急に肌寒くなったので、そのせいもあるだろう。私は今日は楽しみにしていたWSがあったのだが、キャンセルさせてもらって、自宅にいることにした。
Halloweenのレッスンの用意をしたり、いろいろと英語の準備は山のようにあるのだが、こんな時に限って本を読みたくなる。学生時代も試験前になると、きまって“本が読みたい病”にかかってしまい、困ったっけ(笑)
寝ている娘と久しぶりにおしゃべりしながら、読み終えてしまったのが、この本。
ところで、林真理子は好きですか?
結構、好悪が分かれるのではないかしらん。
ただ、「嫌いだ」という人に限って、食わず嫌いというか彼女の作品をきちんと読んでいないケースが多いように思う。
週刊誌などの連載エッセイで露悪的なまでに私生活やグルメのことを書いているのを読んで、もうたくさん…と思っている人も多いのではないか。
書店でたまたま手に取った1冊だったが、これはそんな“林真理子食わず嫌い”の方にもお薦めできる一品といえるだろう。
第一章は、彼女が選んだ54冊の名作について、それぞれに解説しているのだが、このラインナップがすごい。
太宰の「斜陽」、ブロンテ「嵐が丘」、林芙美子「放浪記」、山本周五郎「さぶ」といったところから、宮部みゆき「火車」、愛新覚羅浩「流転の王妃の昭和史」、コーンウェル「検屍官」まで…。林真理子さん、あなたはどうして私のお気に入り本リストを知っているのですか?と聞きたいような、感激の品揃えだ。
また内容も、1冊1冊の作品の本質を鋭くつきながら、その本への彼女の愛情が根底に流れる、素晴らしい解説である。
第二章は、「林真理子の文章読本」と題して、魅力ある文章とはどういう文章かをわかりやすく解説している。こうしてblogの文章を書く上でも、非常に参考になり、かつ自分自身の文章のいい加減さを反省させられる内容だった。
この本で何度か彼女が論じているのだが、名作・大作を読むには体力と自由な時間がいるということ。これは、私も全くの同感だ。
「若い人たちにいいたい。恋やおつき合いに忙しいだろうけれども、どうか本を読む時間は別にとっておいていただきたい。本に対する咀嚼力というのは確かにあって、今の私にトルストイやドストエフスキーの長編を読めと言っても無理だと思う。ああいう本は、青春時代にすれ違うともう二度と読めない本である」(「林真理子の名作読本」より)
娘達もいつか、ここに挙げられた作品を読む日がくるのだろうか。
私が父の本棚から司馬遼太郎や吉川英治、池波正太郎を拝借して読んだように、娘達も私の本棚から、宮尾登美子や三浦綾子を借りる日が来るのだろうか。
いつか、この文庫本をめくりながら「これを買った時、あなたは風邪で寝ててね」、「あ、この『されど われらが日々―』はお母さん、高校生の時に読んだよ」などと話せる日がくるのだろうか。
娘の寝顔を見ながら、そんなことを考えた一日だった。
2005-10-12 00:00:00|
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- 子どもを夢中にさせる英語のレッスンプラン
ISBN:489471843X 単行本 増尾 美恵子 ピアソンエデュケーション 2001/09 ¥2,310 子どもが遊びながら楽しく英語を身につけられるように考案された英語のレッスンプラン。英語が話せて当たり前になりつつある社会の中で、わが子にどのような英語教育を…
「子どもを夢中にさせる英語のレッスンプラン」
ISBN:489471843X 単行本 増尾 美恵子 ピアソンエデュケーション 2001/09 ¥2,310
アルクでお馴染みの増尾美恵子先生、ニックネームは“なつめさん”よりメールをいただいた。
それは「4月1日ですがエイプリルフールではありません。アルクオンデマンド出版から私の著書が2冊出版されました!」との嬉しいお知らせ。
「すぐに活かせる!わくわく英語レッスン24 vol.1」(教室編)
「すぐに活かせる!わくわく英語レッスン24 vol.2」(親子編)
の2冊である(画像が無いので、画像は別の著書です)
子どもが遊びながら楽しく英語を身につけられる手法をかねてより説いていらしたなつめさん。今回出版された2冊は、もう何年か前になるがAsahi Weeklyに連載された記事を元にまとめられたものだそうだ。私はAsahi Weekly時代から、なつめさんのこの記事をレッスンの参考にさせていただいており、全部大事にスクラップしてファイルに入れていた。画像の「子どもを夢中にさせる英語のレッスンプラン」からも季節の行事の際に、アクティヴィティを取り入れさせていただいている。また発表会でも、昨年なつめさんに私が御指導いただいた“Devils, Go Away!”を生徒達が演じた。
教室のレッスンで、また日常生活で英語を取り入れて楽しんでいらっしゃるご家庭で、なつめさんのレッスンプランは共感を持って迎えられること間違いなし!である。
私も早速注文させていただいた。週明けに届くのが本当に楽しみだ。
アルクオンデマンド出版は
http://www.alc.co.jp/ondemand/index.html
2005-04-05 00:00:00|
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- 砂漠でみつけた一冊の絵本
ISBN:4000230115 単行本 柳田 邦男 岩波書店 2004/10 ¥1,470
ISBN:4000230115 単行本 柳田 邦男 岩波書店 2004/10 ¥1,470
ノンフィクション作家柳田邦男が“大人こそ絵本を読もう”というメッセージをこめたエッセイ集である。
「絵本は幼い子どものためのもの」ではなく、絵本は人生の伴侶となり、家族の文化となるのだと、彼は言う。
豊かではあるが殺伐としがちな現代にあって、絵本には深い味わいがあり、人生や生き方について大切なことに気づかせてくれると。
私は英語教室でもボランティアでも絵本を読み聞かせる機会が多い。
そこでは、私に読んでもらう子ども達だけが絵本の豊かな世界を得ているのではなく、読み手である私自身も、宝物のような時間を得ている。
子ども達の反応や目の輝きから、自分の考えとはまた違った発見があったり、いろいろなことを気づかされる。読み手と聞き手の呼吸がぴったり合って、ここぞ!という場面で笑い声が起こったり、ほーっと溜息が出ると、こちらのりにのって読み進められる。逆に、子ども達の反応が今ひとつだと、こちらもノリが悪くならないよう必死になってしまう。
随分以前になるが、英語教室を始めて間もない頃、ひとりの小1の男の子が、絵本の読み聞かせをする私に向かって、「お母さんがね、もうひとりで字が読めるんだから、絵本なんて自分で読みなさいって。絵本じゃなくて、ちゃんと英語の勉強しようよ!」と言ったことがある(笑)
また、別の男の子は、お家で一度も絵本を読んでもらったことがないと言い、最初は読み聞かせに戸惑っていたようだが、後には、読み聞かせタイムが何より好きだと言うようになった。
自分で読むのと、人に読んでもらうのとでは、全く違う。皆さまも是非一度、他の人に、できれば上手に読み聞かせをなさる人に、絵本を読んでもらうことをお薦めする。なんだか子どもに帰ったようで、絵本のことばと絵が心に沁みこんでくること間違いなしである。
娘達が小さかった頃、子育てに加えて、英語教室の仕事と大学受験の添削の仕事をしていて疲れ果てた私は、いらいらしながら娘達を寝かしつけたことがあった。早く寝かせて締め切り直前の答案用紙の山と格闘しなければ…と焦りながら寝かせようとすると、親の心が読めるのか、ちっとも眠らずにぐずり始める。娘達にせがまれて、ちょうど図書館から借りていた「ねむれないの ちいくまくん」(マーティン ワッデル著・バーバラ ファース絵・角野英子訳)をしかたなく、とがった声でイライラと読み聞かせ始めた。ところが、読み進むうちに私の心が癒されて、何をイライラしているのだろう、私は…と思い、何だか涙が出てきてしまった。娘達を抱きしめながら、ごめんね、ごめんね、と言い、泣いていたことを、今もこの絵本を見るたび、思い出す。
あの時、絵本は、娘達にとってよりも、疲れた母親の私にとって“心の栄養剤”だったのだ。
柳田邦男は、この本の中で、昨日ご紹介した乾千恵さんの「月人石」との出会いについても書いている。また、「心の砂漠にうるおいを―おとなにすすめる絵本」のリストもカラー刷りページで紹介している。あなたの好きな一冊をみつけてみませんか。
2005-03-10 00:00:00|
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『子供英語』を定期購読されている方は、本日届いた3月号について早速blogを書かれていますね!
まめさん、yamさん、何だかすっかりお株を奪われてしまってるかも…?!
私は今日は、小学校の英語指導に、教室のレッスンが9時半までと、とても忙しかったので、まだ全部きちんと読ませていただいていないのですが、あるコラムに非常に共感しましたので、ここでご紹介させていただきます。
それは、39ページのアレン玉井光江さん(文京学院大学外国語学部教授)のコラムです。
「子どもの発達とことば」― 静かなことばで心を伝える ―というタイトルの300字ほどのコラムでアレンさんがおっしゃっているのは、最近の子どもは授業中にさわがしいけれど、大きな声を出せば、かえってクラスコントロールが難しくなる。逆に、大きな声を出さず、特にストーリーテリングの時は、子どもの心が落ち着くまで静かな声で話すか、沈黙の時間を取るようにしておられる、ということ。
今日、ちょうど小学校の英語指導の時に、偶然ですが、私も同じことをしたのです。あまりにも私語が多い男子数名がいたので、私は絵本を読み聞かせるのを途中でストップし、全く黙ってしまったのです。
シーンとした教室に、男子生徒の私語だけが響きます。そのうち、女子が注意したり、隣の子が袖をひっぱったりしたので、本人達もバツが悪そうな顔をして、すっかり静かになりました。
この“だんまり戦術”は非常に効果的です。教室のレッスンでも、たまに使うことがあります。
このblogでも、生徒の態度について目に余る点があると、何人かの方が書いておられます。
私は、「鉄は熱いうちに打て」「最初が肝心」主義者(?!)なので、最初の1年間に教室のルールを教え込みます。
ですから、お月謝を渡す時に“Here you are.”“Here you go.”を言わず、黙って渡すような子はめったにいませんが、もしやってしまったら、私から、最初英語で、次に日本語で、みっちり言い聞かされます。
教室の生徒はもちろんのこと、小学校の生徒にも、Mrs.○○と呼ばせていますし、レッスンの最後には、“Good bye, Mrs.○○. Thank you for your lesson. See you next Monday.”と、みんな必ずちゃんと言ってくれます。
アレンさんが、コラムの最後に、外山滋比古氏の言葉を紹介されています(外山滋比古著『頭の良い子は「ことば」で育つ』(海竜社)より)
「大声では知恵あることや美しい心は伝えられない」
私も、やたらと大きな声を張り上げるだけでなく、子どもたちの心に残る、美しいこと、賢いこと、正しいことを、教師として伝えていきたいと、改めて自分を省みながら、思いました。
2005-02-07 00:00:00|
読書
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- Girls in Love
ISBN:044022957X マスマーケット Jacqueline Wilson Laurel Leaf 2002/12/24 ¥550
ISBN:044022957X マスマーケット Jacqueline Wilson Laurel Leaf 2002/12/24 ¥550
娘達が成長したな〜と感じるのは、私の知らない情報を「お母さん、これ知ってる?」と教えてくれる時。
長女(小6)が私に教えてくれ、現在、親娘ではまっているのが、この“Girls in Love”シリーズだ。娘は、朝日小学生新聞の書評を読んで自分で読みたいと思い、友達とBook Offへ行って、おこづかいで買ってきたそうだ。もちろん、娘は日本語版を読み、私は英語版と日本語版の両方を読んでいる。
*日本語訳 尾高 薫 ISBN4-652-07713-0 1050円 理論社
Girls in Loveは、イギリス児童書界のベストセラー作家ジャクリーン・ウィルソン(70冊以上の本を出版し、毎月5万部以上を売り上げるとか!)が、初めて手がけたティーン向け小説である。
ロンドンのハイスクールに通う主人公のエリーは、美術が得意で、ちょっと太目で、メガネをかけた13歳。お母さんは小さい時に死んで、お父さんと、再婚したアンナと、二人の間にできた弟エッグの4人家族で暮らしている。親友のマグダ(超おしゃれで、男の子にもてる)とナディーン(黒い髪で雰囲気があり、インディーズバンドが好き)の三人グループで繰り広げる、女の子のハイスクール生活が描かれている。
こんな風に紹介すると、ありきたりのジュニア小説のようだが、ごく普通の少女の生活を、ごく普通に書きながら、読者(特にGirlsと同じ世代)から、こんなにも熱狂的な支持を受けているのは、なぜか?
それは、著者があくまでリアルなGirlsを描きながらも、ユーモアと温かいまなざしを、たっぷり注いでいるからだろう。
どんな女性にも覚えがある、あの頃。
友人関係、特に女の子の“親友”、女の友情。家族とのギクシャクした関係。自分の体型や髪型のこと。学校の先生、勉強。自分の将来への不安と夢、希望。そして、〈男の子〉。
現実と夢の折り合いが、なかなかつけられず、ジタバタともがいていた、あの頃。
私も、この本を読みながら、中学から高校生の頃の自分に、思わずタイムスリップしてしまった。懐かしいけれど、恥ずかしいことも多かった、あの頃に…。
ちなみに、本の装丁(カバーや内表紙のデザイン)は、理論社の日本語版の方がずっとセンスがいい!(ブックデザイン:高橋雅之)
描き文字も、かわいい(描き文字:大滝まみ)
それから、エリーの“なんでもリスト”がイラスト入りで挿入されているのだが、その中の『この人が好き』リストに、私の大好きなジョン・レノンとフリーダ・カーロとモーリス・センダックが入っていたので、嬉しい!(^^)
このGirls in Loveが大好評だったため、続いて出版された第2作Girls Under Pressure(ダイエットや拒食症がテーマ)、第3作Girls Out Late(門限やデートがテーマ)とあわせて、Girls Trilogy「ガールズ三部作」と言われている。
三部作終了後も、次回作を望む声が高かったので、第4作Girls in Tearsが出版された。
娘は、第3作まではBook Offで買って読んだが、第4作はまだ中古本市場に出ていないようで、「第4作は本屋さんで買って〜」とねだられている。
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Nakkoさんへ
「文法ゲーム」を早速、昨日の中1のクラスでさせていただきました。
ありがとうございました!
2005-01-11 00:00:00|
読書
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今日は、近くに住む児童英語教師の友人Sさんから、小学校英語の指導プランについて相談にのってほしいという電話をもらい、お宅へお邪魔してきた。 6年生に職業(occupation)をフォーカスしたレッスンをしたいということで、彼女はアルクの『子ども英語』の前身『kids.com』の付録の職業カードを使ったレッスンを、と考えていたようだ。 どのように導入するか、メインのセンテンス・パターンをどう教えるか、ヒアリングのアクティヴィティ、生徒が覚えたセンテンスを使ってoutputできるゲーム、等々、2回分のレッスンプランを、私も一緒になって考えた。 その時、彼女が「今日、本屋さんで買ってきたんです!」といって差し出したのが、アルクの『子ども英語2月号』だった。 ここが、アルクのblogだから誉めているのでもなく(笑)、自分が取材されて載っている号だから誉めているのでもない(いや、待てよ。これは、ちょっとあるかも…爆) 確かに、今月号の『子ども英語』はお薦めである。巻頭インタビューが、かの岩村圭南先生。友人も興奮しながら、NHKラジオの「レッツスピーク」のテキストを取り出して見せてくれた。圭南先生の―英語力は「練習」が命。子どもに英語を教えるからこそ、(教師には)高度な英語力が求められる―という主張には、全く同感!*註:(教師には)は、筆者が挿入 次の記事が、金森強先生の「すべて教えます!子ども英語のテクニック講座」である。これまた、私は本文にマーカーをひきまくってしまった。―準備にかかる時間をおしまないことがレッスン成功の大きなカギです―うーん、おっしゃる通り! 特集は「英語でふれる病気やけが」で、病気や怪我をした時の英語表現、ゲームやアクティヴィティの紹介、コピーしてすぐに使えるワークシートと盛り沢山。もちろん、付録は、切り取ってそのまま使える「症状」と「救急アイテム」のフルカラーのカードが44枚。私は、ワークシートCold Webを是非、レッスンで使いたいと考えている。どうアレンジして使うかは、ただ今、思案中。 そして、「レッスンで作ったみんなの作品」コーナーには、ゆかちゃんのママさんのお教室の生徒さんによる作品が掲載されている。クリスマスのフォトフレームはうちでも真似させてもらいたいな〜! で、“がんばれ 子ども英語せんせい!”のコーナーに掲載されているのが、私と私の教室。生徒達の写真が可愛く写っていて、親ばかならぬ、教師ばかになってしまう。 ま、これはともかくとして(笑)この内容で880円はお得!季節のイベントの時だけ購入するという児童英語教師の方もおられるそうだが、お近くの書店で、是非手にとってご覧下さい〜。
2005-01-08 00:00:00|
読書
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