- Slaughterhouse-Five or the Children's Crusade: A Duty Dance With Death

昨夜、
AFNでニュースのエアチェックがてら、
「Morning Edition」の最後の数分に耳を傾けていたところ、ちょうど、先日亡くなった作家
カート・ヴォネガットの追悼小コーナーに出くわしました。これがなかなか興味深かったです。冒頭を聞き逃したので、番組ウェブを訪れ、頭から聞きなおしました。3分ほどのものでしたが、彼の人物像にも作品にもにわかに興味が湧きました。
「なぜそうなのかは分からない。音楽が何なのかも分からない。けどそれはいつも私を救ってくれる」
と本人の肉声で語られた音楽への思いに、自分との貴重な共通項も見つけました。
何の記憶も残っていないので、
「Slaughterhouse 5」、改めて読んでみようと思います。
原書が英語のものは、なるべく原書で読む主義ですが、この本の場合は、訳を
伊藤典夫先生
(『2001年宇宙の旅』が名訳)が手掛けられたというので、翻訳版も大変気になります。
NPRのインタビューに答えたときの、貴重な音源を中心に構成されています。
聞き逃したヴォネガット・ファンの方は、是非
NPR「Morning Edition」のサイトを訪ねてみてください。
*米公共放送
NPR(National Public Radio)のサイト
http://www.npr.org/
〔Programs and Schedules〕から番組名
「Morning Edition」を選択。
番組ページの
〔Past shows〕(=アーカイブ)から April 12, 2007 へGO!
コーナータイトルは「
Novelist Vonnegut Remembered for His Black Humor」 です。
Enjoy!
■
話がらっと変わり……
今夜は
「帰ってきた時効警察」が楽しみ!
ちなみに私のお目当ては
オダジョーさんではありません。
豊原功輔さんです。豊原さんの演じる役が好き!……というよりは、こんな役も演じることのできる豊原さんが素敵!、です。
2007-04-13 20:36:53|
AFN エアチェック日記
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チェブラーシカ Tシャツ買っちゃいました。
この「ハの字」眉、ちょっとうらやましいです。
平井堅さんの好きな女性のタイプは、笑うと眉が「ハ」の字になる人だというので。
チェブのように、笑う前から「ハの字」だったら、もっとタイプに違いありません。
■
最近、魚を焼く技術がかなり安定してきたように思います。
松居和代さんのお掃除の本のコラムにあった「網に
お酢を塗っておくと魚がくっつかずにふっくら焼ける」というのを実践するようになって以来、特に。
通販で買った3000円台のふた付きグリルも「当たり」だったようです。
遠赤効果があるとかで、中にセラミック製の円盤を敷くのですが、そのせいなのか、お酢
(ちなみに現在普通のお酢を切らしているので、黒酢を使っています)との相乗効果なのかちょっとスモークっぽく焼きあがるような。
スモークサーモン、スモークチーズ、ベーコン……燻製ものってほんとおいしいですね。
■
私の
AFNリスナー歴は、仕事で担当になってからの、まだ10年ちょっとといったところです。
それでもこの間、年数回のプログラム改編を生き残っている番組というと、そうたくさんはありません。
中でも最古と思われるのはもちろん米ラジオ界の伝説、生きる化石の
ポール・ハービー(
Paul Harvey)の番組です。
「Paul Harvey News & Comment」と
「Paul Harvey Rest of the Story」で、最近本人の声を聞いていない気がします。
前者の番組はこのところ
フレッド・トンプソンという代役だし、後者はハービーの息子
ハービーJr.が出ているし。
毎日の
ニュース解説と
(こちらは録り溜めがききそう)語りモノのレギュラー番組を続けるのは大変に違いありませんが、限りなく90代に近いハービーのことだけに、「何かあったのではないか」と思わずにはいられません。
■
ところで
「News & Comment」でハービーの代役を務めている
フレッド・トンプソンは、元上院議員(共和党)で『ケープ・フィアー』『レッド・オクトーバーを追え!』といった映画に数多く出演している俳優でもあるという人物。しかも、2008年の大統領選に、共和党から立候補するのではないかとささやかれているそうです。
ハービーには、声質もよく似ており、番組のブレーンでもある息子という申し分ない後継者がいると長年言われてきましたが、ハービーの番組のキー局である
ABC Radioは、どうやらトンプソン氏を後継者にと考えているようだ……と
Wikipedia にありました。興味のある方は読んでみてください。
そういえば、「Focus on the Family」(これも AFN で聞ける番組の中では長寿宗教番組ですが)のドブソン教祖が、トンプソン氏をこころよく思っていないらしい、という興味深い話もWikipedia にありました。保守同士なのになぜ?、と思われた方はこれまた読んでみてください。「保守同士」ではなく、「超保守」と「保守」だったのか……ということがよく分かりました。
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「オンライン映画字幕翻訳コンテスト」は、
4月9日(月)まで応募受け付け中です!
http://www.alc.co.jp/jimaku/index.html
2007-04-04 19:32:53|
AFN エアチェック日記
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今日は3時台のAFN東京で久しぶりにJay Lenoの「America's Favorite Monologue」をキャッチ!
数カ月ぶりじゃなかろうか。
何のお変わりもありませんでしたけど。
先週、ロサンジェルスが珍しく大雨に見舞われたという話題で。
番組収録に来る道すがら、洪水した地区で、ブリトニー・スピアーズの赤ちゃんが救命胴衣も着用せずに避難用のジェットスキーに乗せられるのを見た!……とか。
チャイルドシートではなく、赤ちゃんを膝に乗せて車を運転する姿をパパラッチに撮られて世間のひんしゅくを買った、ブリトニー ママをからかって……。
Leno: Some people even went to the library just to stay dry. That never happens here."(雨に濡れないように図書館へ行った人たちまでいたってさ。こんな時でもなきゃ、ロスじゃ誰も図書館なんか行かないよね)
地元民だから許されますが、でなきゃ全ロス市民を敵にまわすでしょう。
実はAFN東京、来週からまた長期の「停波」が予定されているそうです。
詳細は今週中にお知らせしたいと思います。
■
このところプライベートで、故郷との距離の取り方について改めて考えさせられた数週間だったのですが、この週末で踏ん切りがついた感じです。
きっかけは2つ。
金曜日の夜、帰宅してつけたテレビの音楽番組で偶然フルコーラス聞いた槙原敬之さんの「遠く遠く」。
マッキーさんの歌詞、初めてちゃんと聞きましたが、これはぐっと来ました。タイミングが絶妙すぎでした。
そして翌日・土曜の夜。付き合いは地元の予備校時代から、という東京では貴重な(ほぼ)同郷の友人とのご飯。
この度、生活とビジネスの拠点をご主人と共に東京から故郷へと移すことになった彼女は、久しぶりに会ったら妊婦さんになっていてびっくりでした。
そしてその席で思いがけず、彼女の幼なじみでもあり、私が高校の3年間+α年間好きだった男の子(いまや「子」ではないでしょうが)が遂に地元で結婚してお子さんも生まれたという話を聞き、しみじみしました。
そっか、そっか……。Life goes on.
その直後に訪れた意味不明の爽快感。
何の努力も準備もしていませんが、私の人生にも何かが起きるようなソワソワした予感さえしてくるのでした。
それは単に春の陽気のせいなのか。
浮かれたまま、日曜の夜。夕食の後片づけをしながら真心ブラザーズの「I'm in Love」を熱唱していたら、下の階の人にめちゃくちゃ怒られました。
ごめんなさい。気をつけます。
2006-03-07 00:00:00|
AFN エアチェック日記
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昨日はSpace ALC の「AFNニュース羅針盤」(*)の更新日だというのに体調不良で休んでしまいました。
滅多に休まないので、たま〜に休むと出て来た時に余計に心配してもらえる(気のせい?)のはちょっと得した気分です。
そんな昨日は朝から何も食べられなかったので、夕方になってお腹がすき過ぎて起きました。でも冷蔵庫の中はほぼ空。仕方なく、望郷の念に駆られて具のない味噌煮込みうどんを作り、「おじゃる丸」の再放送を見ながら食べていると、一人暮らしの病気は損なだけだと身にしみ、しまいには単に部屋の中が寒いのか、悪寒なのか、それとも心にすきま風が吹いているのかわからなくなりました。
今年のLOVE運はもう尽きたようなので、来年こそはこんな時、
「瓶に入ったヨーグルトなら食べたいかも」
と電話をしたら仕事帰りに買ってきてくれるような、素敵な人が現れますように。
神様、草○正○さん、平○○さん、ク○○○ファー・ウォー○○似……じゃなくてもいいです。いや、でもなぁ……、いえ、やっぱり似てなくてもいいです、この際。
■
せっかく家にいたので、20時からAFN東京で放送されていた「Rush Limbaugh」(**)を久しぶりに聞きました。
ウルトラ保守パーソナリティー、ラッシュ・リンボーがバランス感も公平性もおかまいなしに繰り広げるマシンガン・トークが人気のこの番組ですが、共和党(員)/保守的価値観=善、民主党(員)/リベラル的価値観=悪、という勧善懲悪の図式さえおさえれば、番組中の大抵の「?」は解決しそうです。
最近はどんな人々がやり玉にあげられてるのかと聞いていると、あいかわらず、ジョン・ケリー上院議員(先の大統領戦に出馬した)、ヒラリー・クリントン上院議員といった大物民主党員の名前が出てきました。目新しいところでは、ラムジー・クラーク(Ramsey Clark)の名前がありました。
ラッシュの口調からもクラーク氏が民主党員であることは明らか。しかも彼は民主党ジョンソン政権(Lyndon Johnson。第36代大統領)で司法長官を務めた大物ときています。クラーク氏は、サダム・フセイン元イラク大統領の裁判で、元大統領の弁護を担当する国際弁護団に名を列ね波紋を呼んでいます。ラッシュはいまいましそうに、「who has pursued his career as a human-rights lawyer...(人権問題の弁護士としてキャリアを積んできた…)」という英タイムズ紙のクラーク氏経歴紹介を読み上げました。
ラッシュはフセイン元大統領裁判を通して、悪名高い独裁者の権利を守ろうとするクラーク氏を筆頭に、民主党員はブッシュ政権のイラク政策をこきおろすために、イラク戦争は間違いだった、まだフセインが政権を執っていた時代のほうが世界はましだったと言ってはばからないのだ!!!、とすごい剣幕。
挙げ句の果てには彼らを「wackos」呼ばわりして、民主党員は「サダムは善玉で、ブッシュこそ真のテロリスト、ブッシュこそ真のヒトラーだ」とまで言ってるんだ!、と彼に忠誠を誓う保守派リスナーを煽るのでした。
このラッシュ、来週からビデオ・ポッドキャスティングのサービスを始めるそうです。
私は会社も自宅もMac OS のバージョンが低過ぎるため、iPod文化とも、社内で盛り上がりを見せているポッドキャスティングとも無縁の世界で生きていますが(最近MDライフ、始めたばかりです)、今回はあんまり悔しくありません。
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*「AFNニュース羅針盤」……Space ALCにて毎週火曜日更新中。前週のAP Radio Newsで放送された頻出トピックのトップ3と関連語彙を紹介。
http://home.alc.co.jp/db/owa/afn_news
**「Rush Limbaugh」……米本国で大人気、超保守派ホスト、ラッシュ・リンボーによる保守派リスナーのための時事トーク番組。AFN東京では平日20:05〜21:00放送中。
2005-12-07 00:00:00|
AFN エアチェック日記
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「Eagel 810(イーグル・エイト・テン)」といえば、AFN 東京の愛称(810 は周波数の「810kHz」から)ですが、これは放送の合間や毎正時の直前などに入る「ジングル」でも必ずうたわれています。
その数有る「ジングル」の中に、お琴の調べにヤマザキヒサノさんの声を乗せた「Eagle Eight-Zen(禅)」というシリーズがあるのをご存知でしょうか? タイトルは駄ジャレそのもの。何とも意味ありげに読まれる禅の教えのパロディーは、そこはかとなく哲学的ですが、よ〜く考えてみると「えっ?」と驚くような毒があります。
本日、正午の AP Radio News の直前に流れたものもちょっと驚きました。
メモをとってなかったので、原文と多少異なるかもしれませんが、こんな感じでした。
"Eagle Eight-Zen. If you think there's goodness in anyone, you haven't met everyone."
(イーグル・エイト禅。もしあなたが、どんな人の中にも善良さはある、と思っているなら、あなたはすべての人間に会ってはいないのです)
性善説を真っ向から否定するこんな一句(?)が、穏やかなヤマザキさんの声でさらっと読まれるのが何ともシュール。ブラックな余韻を残し、この後、怒濤のAP Radio News になだれ込んだのでした。
■
今朝起きて洗面所の鏡を見たら、何だか肌にハリがあるように感じました。
ああ、やっぱりたくさん寝ると肌にもいいんだなぁ、と思ってその足で体重計に乗ると……なんと前日の朝より1.5キロ増! もう一度洗面所にもどってよーく見たところ、それは肌の「ハリ」ではなくて、顔がぱんぱんにはれていただけでした。
しまった。たしかに昨日は計20時間ぐらい寝ました。何時のことかは忘れましたが、途中、頭が痛いような気がして、一瞬起き薬を飲んでまた寝た記憶があります。あれは「寝過ぎ」による頭痛だったのではないかと今思います。
本日若干メイクが濃い目なのはそんな事情からです。
輪郭が限りなく真ん丸なので、何とか陰影をつけようと試みました。
2005-11-21 00:00:00|
AFN エアチェック日記
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久しぶりに America's Favorite Monologue (by Jay Leno)*です。
再び中国などで被害を拡大している鳥インフルエンザの話題をお得意の下ネタに持ち込んでいました。
すみません。懲りずに取り上げる私も私です。
Leno: Bill Clinton said today he's gonna help out with this bird flu epidemic.(ビル・クリントンは今日、この鳥インフルエンザの流行の対策に力を貸すと言ったんだ)
「今日」というのは現地(米)時間の11月8日のこと。この日、クリントン氏は父ブッッシュ(元大統領)と共にテレビ出演し、国民に語りかけているので、ジェイはその中での発言を取り上げたのでしょう。クリントン氏は先週も TIME 誌主催の「Global Health Summit」というシンポジウムでビル・ゲイツらとパネル・ディスカッションに登場したばかりで、保健関連の問題にアクティブに取り組んでいることがうかがわれます。で、鳥インフルエンザ対策にも一肌脱ぐとおっしゃったクリントン氏、その一環として……
Leno: He said he is personally checking every "hooters" in the county himself.(クリントンは個人的に国中の「フクロウ」を自ら調べるって言ったんだよね)
収録観覧者は爆笑。「personally」と「himself」が意味的にカブってる!、なんてことは話し言葉ではよくあること。じゃあ「every」の後なのに複数形を使ってる「every "hooters"」も言い間違いかというと、これはわざと。あえて複数形にしたようです。家禽への鳥インフルエンザの感染を防ぐためには、感染した野鳥を近寄せないことも重要ですが、クリントン氏は野鳥の中でも特に「フクロウ」の調査を自ら担当すると申し出た、というのです。「フクロウ」のくだりはもちろんジェイの創作でしょう。
「hooter(フクロウ)」は複数形「hooters」にすると、女性の「胸」をも意味するのでした。
この番組のお約束ですが、ビル・クリントンがジェイのジョークに登場する時はたいてい、以下のキャラクター設定のどちらかに焦点があてられているのです。
1. ヒラリー夫人との「仮面夫婦」説
2. 「英雄色を好む」の典型
(しかも好みのタイプはちょっぴり太め → ルインスキーさん)
今回は明らかに後者ですが、鳥インフルエンザ撲滅にかこつけて、全米の女性の○○を見て回るとは、すごいキャラです。
■
先日髪を切りに行った時、映画好きなお店の人とジョニー・デップの話で盛り上がりました。
そこで大変古い話を思い出しました。ジョニー・デップといえば、今日では才色兼備の個性派俳優として引っ張りだこですが、10数年前バンクーバーに住んでいた頃、何度か接近遭遇したことがあります。そんなわけで、その中のあるお気に入りエピソードを2回に分けて綴りたいと思います。(2話完結)
当時彼は、Fox Television の週末の若者向けドラマ「21 Jump Street」でアイドル俳優として人気を博していました。この番組はバンクーバーで撮影されていたので(バンクーバーは米国の映画/TVドラマ撮影のメッカ)、出演者は1年の内数カ月はバンクーバーに住んでいました。私はダウンタウンに住んでいたこともあって、番組出演者をよく見かけました。
その頃私が好きだったのはジョニーではなく、番組後期に登場し、彼と人気を二分したリチャード・グレコ(Richard Grieco)。彼はバンクーバー滞在時には、なんとうちの隣りのアパートに部屋を借りていました。アパート裏の駐車場で出くわした時、私が「グ、グレコだ!……」と固まっていると、あちらから「ハ〜イ」とあいさつをしてきてにこやかに通り過ぎるなど、モデル出身という経歴+ワイルドなルックスに反し、とっても気さくで感じのよさそうな人でした。対するジョニー・デップのバンクーバーでの当時の評判は、酔っては暴れてもめごとを起こすなど、実はあまりいいものではありませんでした。このグレコの番組加入と彼の人気の急上昇でジョニーはさらに荒れ、現場でも孤立しているらしいといった噂も聞かれました。
これは、まさにそんな頃のジョニー・デップとの小さな小さな接近遭遇の話です。
(つづく)
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*America's Favorite Monologue……人気コメディアン、ジェイ・レノが司会を務める米NBCテレビの深夜番組 The Tonight Show with Jay Leno のオープニング・トークのダイジェスト。AFN東京では15:05〜ほかで放送中。
2005-11-10 00:00:00|
AFN エアチェック日記
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先週、いつもの宵っ張りライフで深夜PCに向っていると、背後でつけていたテレビでアニメが始まりました(深夜0時〜3時台といえば各局アニメ番組が充実《?》です)。インディー系ブランドを立ち上げたデザイナーたちの物語のようでしたが、途中、「じゃあ、ニッポリに布探しにでも行っちゃう?」というセリフを耳がキャッチしました。
「日暮里? 布を探すには日暮里なの?」と、すぐにネットで調べてみたところ、そうなんですって。
趣味の製本(布張りの本)に使える「布地」を求めてこの数カ月、時間を見つけては大型手芸品店などを覗いていたところでした。
というわけでずいぶん週末が待ち遠しかったのですが、土曜日に習い事の帰り道、遂にその日暮里「繊維街」へ初見参いたしました。渋い町並みの通り両側に布屋さんが続きます。ネット上の情報どおり、行く先々で専門学校の学生さんとお見受けするような若者がいっぱい。男性グループも多かったです。皆さん学校の課題や作品の材料選びに真剣、かつ目がキラキラ(ギラギラ)していて活気がありました。
問屋街だけあり確かに安いし、掘り出し物もありましたが、気分の高揚に任せてよく考えずに買った龍の柄の布は帰宅後さすがに、「龍のガラの表紙なんてヤンキー・フレイバーの本、作るあてもないのに……」と悲しい気持ちになりました。しかもそんな行くあてもない布が1メートル(繊維街の商いは本来業者向けなのでこれが最小単位)もあるというのが一層悲しみを増すのでした。
そんな龍の柄は置いておくとして、他にはラベンダー色の水玉模様、鮮やかなブルーのストライプ、和モノなんだけどヨーロピアンに見えないこともない「つむぎ」のハギレ、北欧っぽい幾何学プリント……などなど収穫は上々でした。
■
ここ最近はたまに番組を聞くと「Dr. ローラもずいぶん丸くなったなぁ」と思っていたのですが、昨日10月16日の放送はご機嫌も悪く久しぶりに怖かったです。
ある男性相談者の話の細部が微妙に変わっていたことを見逃さなかったローラ……。
Dr. Luara: You told me that she didn't tell you the truth ever. Are you changing your story now?(あなた、彼女はこれまで真実を話さなかったって言ったじゃない。自分のした話を今さら変えようっていうの?)
相談者が「No, no, no, I didn't get to finish my story...(いえいえ、まだ話は終わってなかったんです…)」と話を続けようとするとローラはそれを遮り、「You know what, you did finish your story. Now you're not telling the truth, so I give up. I give up faster than other people do.(いいこと? あなたの話は終わってたのよ。あなたが真実を話してなかったってだけよ。だから私にはお手上げ。私は人より見切りをつけるのが早いの)」と、電話を一方的に切ってしまいました。ローラに口答えは禁物です。
映画『交渉人』のワンシーンを思い出しました。サミュエル L・ジャクソンが説いた、意味的にどうであろうと犯人との会話で「no」という言葉は決して使ってはならない、という交渉人の基本テクニックを思い出しました。ローラに怒鳴られないためには、人質事件の犯人に接するのと同じぐらい慎重な会話運びが必要かもしれません。
この日こっぴどくやられたもう一人の相談者は、ハリケーン被害で避難してきた知人一家を家に招き入れているという女性。彼女の4歳になる娘はそのせいで自分の部屋がなくなったことに相当不満を募らせていて、この状況があと5、6週間続くと思うとトラウマになってしまわないか心配だと言います。
「それが質問だっていうの? あなた本気?」とローラ。ヤバい。雷雲が近づいています。
「あなたのお友だちの子供たちは住む家さえ失ってしまったっていうのに、おたくの娘は自分の部屋がしばらくないからトラウマになるですって? 信じられない!」ローラの言うことももっともですが……。
Dr. Laura: You tell your 4-year-old daughter that we're all going to have to give up something to help people in trouble. (おたくの4歳の娘に言いなさい。困っている人を助けるためには、われわれ皆何かをあきらめなくてはならないこともあるんだってことを)
「そうですね、おっしゃる通りです」と完全に避難体勢をとりながらなんとかなだめようとする相談者でしたが、時すでに遅し。
Dr. Laura: She's gonna be traumatized by growing up to be a selfish self-centered whining manipulative little twit, who's gonna be miserable 'cause nobody is gonna like her.(彼女がわがままで自己中心的で泣き言ばっかり言って何でも思い通りにしようとする馬鹿に育てばトラウマでしょうね。誰にも好かれない人間なんてみじめだわ)
この長ゼリフをほぼ一息。まさにマシンガン。「Now that's traumatizing her.(それこそがトラウマってものよ)」と、ヒステリックに笑ったのが無気味(電話はとっくに切っちゃってました)。人のおたくの娘さんに不吉な予言をするかのようなこの一幕は、「眠れる森の美女」でヘソを曲げた邪悪な魔女がお姫さまの未来に呪いをかけるシーンを彷佛とさせました。
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カウンセラー、ローラ・シュレシンジャー博士による超辛口人生相談番組「Dr. Laura」。AFN東京では日曜19:00〜20:00放送中。
2005-10-17 00:00:00|
AFN エアチェック日記
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- まったく。余計なことを……
ISBN:483871601X 単行本 社団法人日本新聞協会+HAPPY マガジンハウス
まだコートさえいらないというのに、早くも「X'mas」やら「年賀状」という文字を目にするようになり焦ります。そろそろ
『AFN ニュースフラッシュ』の次年度版のことなど考えはじめなくてはなりません
(一応「出る」という前提で)。
年明け早々に作業が始まり、4月下旬刊行というのが毎年のスケジュールですが、今作っている本と並行しそうな悪い予感もします。例年より早めに始動すべきか……。とはいえ、1年が終わらないことにはそれぞれのニュースの「
significance(意味、重要性)」も見えにくいし、大晦日まで動くニュースもあるので、収載するニュースを年内に選び始めるのは難しいことです。
トピックの「硬軟」のバランスをとるために欠かせない健康ネタや芸能ネタは比較的前もって選びやすいものです。『AFN ニュースフラッシュ』の素材となっている
AP通信(Associated Press。米の代表的通信社)のラジオ・ニュースには意外と芸能ネタがあるのです! ただその多くが実際本書で使用できないのは、何を隠そうAP通信のサービス精神のせいなんです! 人気歌手やヒット映画の話題を扱う時、彼らはたいてい歌の一部や映画の一部
(音声)をニュースにかぶせてくるのですが、これをされると権利上の問題で『AFN ニュースフラッシュ』には採用できないというわけです。
先週なんかもすごく惜しいニュースがありました。6日、木曜日の
AP Radio News* で。ハリケーン被災者救済オークションに出品されていた
ブリトニー・スピアーズのブラをめぐる騒動の話題でした。
舞台となったのはオークション・サイトの「e-Bay」でしたが、「
e-Bay has a policy of not selling used undergarments. (e-Bayには使用済みの下着は扱わないポリシーがある)」ということで、入札価格はどんどんはね上がっていたにもかかわらずオークションは中止されたそうです。使用済みの下着を扱わないというポリシーは「
That's mainly to keep fetishists away. (主に《その道の》フェチたちを近づけないため)」ということで理解もできます。とはいえ、チャリティー目的で出品されたものだし、ブラといえどもこれは宝石で飾られた衣装として着るようなものだったということで、e-Bay側も出品者サイドにコンタクトをとり、「下着」カテゴリーではなくて、「
Collectables(収集品)」のカテゴリーからもう一度出品しなおすならいいですよ、と伝えたそうです。ただし、3万ドル(300万円強)まで行った最高入札価格もリセットされ、最初からやり直しになるんですって、残念デシタ……というニュースでした。
ハリケーンの話題、チャリティー、ネットオークション、フェチの世界、そしてトップ・セレブのブリトニー・スピアーズと実に幅広いジャンルの語彙が集まった素材としては魅力的なニュースだったのですが、ブリちゃんの歌がずっと後ろでかかっていたのです。
まったく。余計なことを……。
このニュース、週末の間にさらに進展がありまして、再度出品されたものの、結局ブリトニー本人の意向で出品がキャンセルされたそうです。
『AFN ニュースフラッシュ』読者の方から「もっと明るいニュースもたくさん入れてほしい」というお声を毎年何件かいただきます。ほんとそうですよね。1年を通じての「大きなニュース」というとどうしても暗いニュースが多くなります。
何年か前の『AFN ニュースフラッシュ』で、ホームレスの強制排除を命じられたのに彼らをかばって停職処分になってしまったある警官のために、ホームレスの人たちが3000ドルというお金を集め
(たぶんそれが警官の1カ月分の給料ぐらいの金額だったのでしょうね)クリスマス前に届けた……というニュースを採用したのですが、そのニュースがよかった、というお声がかなりありました。
毎年、せめて最後の1本は何か希望のもてるよい余韻を残すことができるニュースにしたいと思っているのですが、この数年、残念ながらそれもあまり実現していません。
来年度版こそ
『HAPPY NEWS』に掲載されているようなニュースがもっと入れられるといいですが。
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* AP Radio News……米AP通信のラジオ・ニュース。3分間に7、8本の短いニュースが放送される。マシンガンのようなスピードは挑み甲斐あり。AFN東京では、毎正時放送中。
HAPPY NEWS ISBN:483871601X 社団法人日本新聞協会+HAPPY NEWS実行委員会 社団法人日本新聞協会+HAPPY NEWS実行委員会 マガジンハウス 2005/07/28 ¥1,000
2005-10-12 00:00:00|
AFN エアチェック日記
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以前にも書いてる気がしますが、AFNで AP Radio News をお聞きの方には、ぜひ America's Favorite Monologue (by Jay Leno) も併せてお聞きいただきたいのです。相乗効果で理解も楽しさも倍増すること請け合いです。
……ちょっと言い過ぎました。
ジョークの背景知識を補ってくれるので、少なくとも AP Radio News が America's Favorite Monologue の理解を助けることは確かですが、 America's ... が AP Radio News の理解を助けるということはそれほどないかもしれません。
両番組のトピック・シンクロ率はかなり高いです。
本日放送された America's Favorite Monologue では、先週辺りから AP Radio News でもたびたび報じられている「ロス郊外の山火事」と「大物共和党議員トム・ディレイのスキャンダル」という異なる2つの大きなニュースが、ジェイ・レノのジョークにより見事に融合!……という感動的かつ爆笑的瞬間に立ち会うことができました。
ディレイ議員は政治資金の違法な流用をめぐり大陪審に起訴されています。
Leno: You know what's interesting? All week, people in LA have been told "Leave the house, and don't come back until it's safe." That is the instruction. "Leave the house and don't come back until it's safe." (おもしろいことっていえばさ。1週間ずっとロス住民は「家から避難し、安全になるまでもどってきてはいけません」って言われてるじゃない。そういう指示が出てるんだよ。「家から避難し、安全になるまでもどってきてはいけません」ってね)
この番組はカリフォルニア州バーバンクから放送されているので、ロス郊外の火災はご当地ニュースの感覚なのでしょう。
Leno: The same thing Rupublicans are telling Tom DeLay. "Leave the House and don't come back until it's safe." (これって共和党がトム・ディレイに言ってることとおんなじだよね。「下院から離れろ、ほとぼりが冷めるまではもどってくるな」ってやつ)
「house」を「House」と大文字にすれば「下院議会」!、というのは『AFNニュースフラッシュ』の読者の皆様はもちろんご存じですよね(←宣伝)。ディレイ議員は一連のスキャンダルですでに先月、下院多数党院内総務(議長に次ぐ下院ナンバー2の地位)の職を辞していますが、下院議員そのものを辞職する「leave the House」な展開が今後あるのでしょうか。要注目です。
これはオーディエンスにもバカウケでした。たしかにウマい。
ジェイはこれらのジョークを日々自分で考えているのかしら。
やっぱり構成作家とかついているのでしょうか。
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※America's Favorite Monologue は、全米で人気のコメディアン、ジェイ・レノがホストを務める深夜TV番組 The Tonight Show with Jay Leno のオープニング・トークです。AFN 東京では15:05〜ほかで放送中です
2005-10-05 00:00:00|
AFN エアチェック日記
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- Charlie and the Chocolate Factory
ISBN:B0009T2S0W CD
連休中に行ってまいりました。
ティム・バートン×ジョニー・デップの
『チャーリーとチョコレート工場』。
封切りからまだ間もないので予想はしていましたが、毎回立ち見が出るほどの混みようでした。1回目は「立ち見ならなんとか見られます」と言われたので、次の回に1時間半前から並び、なんとか座ってみることができました。
ティム・バートンは大好きなんですけど、前作『ビッグ・フィッシュ』は何となく見逃してしまいました。今作はTVのスポットでもすでにカラフルなバートン・ワールド炸裂だし、デップとのゴールデン・コンビも復活だし……で、本当に楽しみにしていたのです。
これからご覧になる方も多いと思われますので、あまり内容については触れませんが、「ウンパ・ルンパ」最高! 顔といい、体型といい、動きといい、ファッションといいたまりません。ちなみにデップ演じるチョコレート工場の社長ウォンカさんは、事前に読んだレビューでも複数の人が書いていたのですが、
マイケル・ジャクソン(in ネバーランド)を彷佛させる怪人ぶりです。
バートンさん、私を工房に雇ってくれないかなぁ、夢のような職場だなぁ、毎日1日中人形とかセットとか小物を作ってても飽きないだろうなぁ……などと、バートン作品を見た後に毎回膨らませる妄想に浸りながら映画館を後にしたのでした。
その妄想の中の私は、黒ぶちの分厚い眼鏡に塗料だらけのつなぎを着て、色指定の入ったデザイン画とにらめっこしながら、一心不乱にマペットを彩色していたりするのです。
■
さて、マイケル・ジャクソンといえば、AFN東京で先週金曜日に聞いた
ジェイ・レノの
Amerca's Favorite Monologueで、あいかわらずジョークのネタにされていました。
ハリケーン「カトリーナ」の被害の受け止め方には人種間で違いがあるようだ、という
USA Today紙の記事を紹介するジェイ。
Leno: The views of the blacks and the whites differ sharply on the disaster. Like white people think one thing, and black people thing another thing.(黒人と白人とでは「カトリーナ」に対する見方が激しく異なるんだ。白人がこうだと思えば、黒人にはまた違うふうに考える)
"Michael Jackson said, 'I can't make up my mind.'"(「マイケル・ジャクソンは『迷っちゃうよ』って言ったけどね)
オーディエンス爆笑。整形手術を重ね、鼻の形も肌の色までも白人に近づけ
(本人は肌のブリーチに関してはたしか否定していたと思いますが)、マイケルはアフリカ系アメリカ人という自分のアイデンティティーを見失っているというキツい皮肉でした。
Charlie and the Chocolate Factory [Original Motion Picture Soundtrack] ISBN:B0009T2S0W Danny ElfmanRick WentworthDanny Elfman ¥2,210
2005-09-20 00:00:00|
AFN エアチェック日記
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